ハーレムプレイ、それは男の夢。
タイプの違う複数の女の子をはべらかし奉仕させ、自分はふんぞり返ったまま快感を貪る…男なら誰もが一度は夢想するであろう、まさに究極のプレイだ。
だが、現実的に考えて、一般の女の子相手に実現できるようなプレイではない。となれば、複数プレイができる風俗店に電話するのが、手っ取り早い方法となる。
実は、私は過去に多人数によるハーレムプレイの経験がある。女の子4人との夢のようなシチュエーション! となるはずだったが、現実はイメージとは大きく異なり…。
ということで、今回は想像とは違ったハーレムプレイのお話だ。
【風俗嬢と体の関係~りお・まり・みさき・みいの場合~】
「かんぱぁーい!!」
とある繁華街、居酒屋チェーン店の宴会席。
この日は、私が店長を務める店の忘年会だった。
風俗業界の最繁忙期、12月26日~1月3日を乗り越えるための決起会として毎年開催しているこの飲み会は、代々の店長が引き継いで執り行われているものだ。
店長に就任して2年目となる私は、従業員たちの前で簡単な挨拶をしたあと、乾杯の音頭を取った。
30名以上もの人間が集まる飲み会は、一年にこの日くらい。私はこの機会にいろんな人と話して回り、飲み会を楽しんだ。
…
……
宴会も終わろうとするころ、私の隣の席にレギュラー出勤の“りお”と“まり”が元気よく滑り込んできた。
りお「あー! 店長ジョッキ空いてるー!」
まり「すいませーん! ビールお代わりくださーい!」
りおは小柄な体型で、ロリっぽい顔立ちながら、明るい茶髪と耳のピアスの数が目立つ、いわゆるギャル系キャスト。
天真爛漫という言葉が似合う元気のいい女の子で、一緒に座っているまりと仲がいいらしく、いつも一緒に出勤してくる。
一方のまりは、黒髪でそこまで派手な風貌ではないものの、りお同様ピアスの数が多く、仕事中は外しているが、耳だけでなく口や眉毛など、その数はゆうに20箇所を超える。
悪いコではないのだがイマイチ成績は伸びず、ランキング入りしたことはない。とはいえ、他の店舗にいた時よりは稼げているらしく、現状に不満はないそうだ。