なつは小さく頷くと、私にまたがるようにして下半身を向け、ペニスをぱくりと咥えた。
それに合わせて、こちらも彼女のアソコに舌を這わせる。
「じゅる、じゅるる…ん、んぁ! て、店長さん、そこダメですぅ…」
フェラしながら甘い声で鳴くなつ。
クンニなんて講習で滅多にしないが、今日はなんだかそんな気分だった。
「ほら、ちゃんとお客様にサービスしないと怒られるよ?」
「は、はいぃ…。んちゅ、じゅぽ、じゅぽ…あっ! あんっ!」
なつが必死にペニスをしゃぶろうとする度に、こっちも勢いよくクリトリス周辺を刺激した。
面白いくらい反応するなつ。それが楽しくて、私は何度も彼女を感じさせた。
「ふっ…ふあぁ! も…ダメですぅ…イキそうです…あっ!」
なつはビクンッと体を震わせ、ギュッと私の足を掴んだ。
カラダの強張り方を見るに、本当にイッてしまったようだった。
「なつちゃん、講習なのに先にイッたらダメだよー」
「す、すみません…。気持ち良くて…」
はぁはぁと息を切らし、彼女は涙目でそう言った。
ぐったりしている彼女に、これ以上無理はさせられない。
“講習”は不発だったが、久しぶりに“本気で感じまくる”女性に出会えたので、良しとしよう。
その日の夜、自宅にデリヘルを呼んだのは言うまでもない。
(文=小鉄)
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