ラブホテルの一室。
また少し緊張し始めた彼女の手を引く。
「それじゃ、まずはシャワーを浴びようか」
「わ、わかりました!」
そう言うと、勢いよく服を脱ぎ捨て、体のすべてを露わにした。
緊張を解こうとしているのか、勢いで乗り切ろうとしているのか…。
「なつちゃん。服を脱ぐのもお客様に魅せる部分だからね。ゆっくりお客様のペースに合わせて脱ぐことを意識して」
「す、すみません…」
なつは頭を下げ、反省する素振りを見せた。
「そんなにしっかり謝らなくてもいいよ(笑)」
「で、でも…」
「なつちゃんはすごく綺麗な体をしてるから、一気に脱ぐんじゃなくて徐々に時間をかける方が、お客様も興奮するからね。パッと脱ぐともったいないよ」
これは嘘ではなかった。
彼女のカラダはまさにモデル級で、細くはあるものの、決してガリガリではないほど良い肉付き。
胸はそこまで大きいわけではなかったが、くびれやボディラインがとにかく美しかった。
世の男を虜にする、素晴らしい肉体だった。
シャワーを浴び終えると、我慢の限界が来る前に、急いでなつをベットに連れていく。
「それじゃあ、まずは全身リップからやってみようか。カラダ全体をキスしながら舐めたり、音を出して吸ったりしてみて」
「は、はい!」
彼女は言われた通り、私のカラダに舌を這わせていった。
ちゅっちゅっ…。
可愛らしいリップ音が耳に届く。
こんな綺麗な女性が言いなりになっているなんて、これ以上の興奮はない。
懸命に舐めまわすその表情は、私のS心を掻き立てた。
「それじゃあ、次はフェラチオだね。やったことはある?」
「はい。あります」
「じゃあ、シックスナインの形でやってみようか」