彼女はしつこく話しかけてくることもなく、静かに私の横で飲み続ける。ときおり私を見てウィンクしてくるくらいで、何ら害はない。私が片言の英語で話しかけると、彼女も片言の英語で返してくれ、そのうち何だか妙に仲良くなった。
しばらくすると、彼女の見事なカラダを見ていたからか、私の方がムラムラしてくる。ついにガマンできなくなり、自分の泊まっている部屋に彼女を誘っていた。
彼女は笑顔でついて来てくれる。彼女は娼婦なのだから当然の流れだが、私はまるでナンパに成功したような気分になった。
部屋に入るなり、彼女はシャワールームへ。彼女が出てきたところで私もシャワーを浴びる。ふたりとも少し酔いをさまし、身ぎれいになったところでベッドイン。褐色のボディを丁寧に愛撫し、彼女のアソコが十分に濡れたところで合体した。
コトが終わると、彼女はふたたびシャワールームへ。私は服を着て、彼女が出てくるのを待つ。財布を手に取ったところで、彼女に金額を聞くのを忘れていたことを思い出した。
「これはまずい…。ぼったくられるかも」と心配になったが、シャワールームから出てきた彼女は何の要求もしてこない。それどころか帰ろうともしない。
何かおかしい…。これはいったいどういうことだ…。
彼女は私に「お酒飲んでもいい?」的なことを聞いてくるだけ。それにOKの返事をすると、彼女は冷蔵庫をあけ、ビールを飲みだした。
その後も彼女は勝手にテレビをつけたりベッドの上に寝転んだり、私の泊まっている部屋でくつろぎはじめた。
今日はぼくが初めて海外風俗を体験したときの話をしようと思う。 甘酸っぱいくてほろ苦い、そんな思い出だ。 初体験の地はタイのバンコク。海外風俗初心者の登竜門ともいうべき、それはそれは有名な彼の地。