前回、32歳の女性読者との逢瀬の模様をお届けしたが(※)、そのデートの3日後に1通のメールが届いた。
※前回の記事は↓↓↓
セックスしたくてたまらないのに相手がいなくて困っている。そんな男性は掃いて捨てるほどいるが、同じように困っている女性も星の数ほど存在する。 しかし、こうした女性たちの多くは性のはけ口を見つけられず、日々悶々としていることになる。
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ショーイチさんに会いたい
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メールの送り主はK子ちゃん。前回のデートのお相手だ。
俺の愛撫なしじゃ、3日と生きていられなくしてやるぜ!!
筆者は気に入った女性に愛撫する際、いつも心の中でそう思っている。その思いがドンピシャで通じてしまったのだろうか。
前回のコラムを読んでもらえれば分かるが、K子ちゃんからのお誘いは大歓迎だ。しかし、デートの度に長男を延長保育で預けなければならないので、彼女の経済事情が心配になった。
そこで、様子伺いの意味も兼ねた返信をすることにした。
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K子ちゃん、メールありがとう。
俺も会いたくて会いたくてたまらないよ。
前回のデートが終わってからも、毎日K子ちゃんのことを考えていたんだ。
でも大丈夫?
たびたび延長保育をしていたら、旦那さんに怪しまれたりしないかな?
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ちなみに、“毎日K子ちゃんのことを…”というくだりは嘘でもなんでもない。彼女との相性の良さは近来稀なものだったので、毎晩のようにまたやりたいと思い出していたのだ。
30分後、K子ちゃんから返信が届いた。
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絶対に大丈夫です。
あまり家のことに気を使わない人なので、気付かれません。
あれから毎日ショーイチさんの顔を思い出してるんです。
あんなにたくさん褒められて、たくさん愛されたのは初めてです。
ショーイチさんのたくさんいるセフレのひとりになりたい。
だめですか?
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たくさんいるセフレのひとりになりたいだなんて、嬉しいことを言ってくれるではないか。こちらにすれば、まさに都合のいい相手ということになる。
もちろん、それは向こうにとっても同じだろう。後腐れなく遊べて、秘密も厳守されるわけだから、不細工な容姿に目を瞑れば、理想のセックスパートナーと言えなくもないはずだ。
であれば、応じるしか選択肢は残っていない。
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ありがとう、K子ちゃん。
物すごく嬉しいよ。
明日でも明後日もそれ以降でも、K子ちゃんのためなら喜んで時間を作るよ。
どうせ会うなら、今後は午前中に待ち合わせしようか?
1秒でも長く一緒にいたいよ。
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今度は5分もしない内に返信が届いた。
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嬉しい。
それじゃあ明日の午前中でも大丈夫ですか?
もしショーイチさんが嫌じゃなかったら、お弁当を作っていきたいです。
子供を保育園に送ってから新宿に向かうので、10時くらいなら間に合うと思います。
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お弁当持参ときたもんだ!
彼女にしてみれば、心がウキウキと弾むピクニック気分なのかもしれない。
こうして翌日の午前10時に、前回と同じ新宿アルタ前で待ち合わせすることになった。
夜型人間の筆者が午前中に待ち合わせするのは、珍しいケースだ。いつも寝たい時に寝て、起きたい時に起きているので、K子ちゃんとの約束に遅刻しないようにするのは至難の業に思われた。
そこで、徹夜で原稿仕事を行い、一睡もしないまま待ち合わせ場所に向かうことにした。
約束の10分前に新宿アルタ前に到着すると、すでにK子ちゃんが待っていた。前回約束した通り、大きなマスクを着用し、サングラスではなく伊達メガネらしきものまでかけていた。
これなら知り合いに見られてもバレる心配はなさそうだ。
小走りで彼女に駆け寄り、声をかけた。
「お待たせ、K子ちゃん」
「ショーイチさん、ありがとう」
「何言ってるの! ありがとうはこっちのセリフだよ。こんなに早くまた会えてすごく嬉しいよ」
「ほ、本当ですか?」
「うん! 今日もこの間と同じで、K子ちゃんの前で嘘はつかないよ」
「う、嬉しい」
「それじゃあ、歩きながら話そうか?」
「はい」
K子ちゃんの右側のポジションにつき、彼女の手を握ってみる。
眼鏡とマスクのせいではっきりとは分からないが、嬉しそうに微笑んだように思えた。
次に会う時はマスクとサングラスをしていれば手をつないであげられるよ、そう約束したことをこちらが覚えていたことに喜んでいるのだろう。
そのまま手をつないでラブホテル街に向かう。
「今日もこの間と同じで、18時までに保育園に迎えに行ければいいのかな?」
「はい」
「それじゃあ、17時には新宿駅に着いているようにしようね」
「ありがとうございます」
「いやぁ、嬉しいなぁ。ゆっくり時間をかけて愛し合おうね」
「は、はい」
もじもじしながら言葉少なめに答えるK子ちゃん。何を今さら恥ずかしがることがあるのか。これが乙女心というやつなんだろうか。
ここで、彼女が手にしているカバンが前回より大きいことに気づいた。
「そのカバンの中にお弁当が入ってるのかな?」
「は、はい。そうです」
「嬉しいなぁ。エッチも楽しみだけど、お弁当もすっごく楽しみだよ」
「あ、あんまり美味しくないかもしれませんよ」
「味なんて関係ないよ。K子ちゃんが作ってくれたってことがすごく嬉しいんだよ」
「ほ、本当ですか?」
「うん! 大好きなK子ちゃんの手作り弁当だもの。心の底から嬉しいよ」
「よ、良かったぁ。迷惑だったらどうしようって思ってて…」
「さっきも言ったでしょ。今日も絶対に嘘はつかないから、俺の言葉は100パーセント信じていいからね」
「は、はい」
「あっ、そうだ。そのカバン持ってあげるよ」
「えっ、だ、大丈夫です」
「いいから持たせて。女性にそんな大きいカバンを持たせて歩いてたら、俺のほうがかっこ悪くなっちゃうからさ」
「わ、分かりました」
ラブラブな会話をしているうちに、前回使用したラブホテルに到着。チェックインし、個室でふたりきりとなる。
カバンを置き、まずは落ち着こうとソファに座ろうとする。だが、K子ちゃんがいきなり後ろから抱きついてきた。
突然の抱擁に、あっさり理性が消し飛んでしまった。
K子ちゃんの方に向き直り、ディープキス。
自宅を出る直前、念入りに歯磨きしたので、タバコ臭さはないはず。ということで、遠慮なく舌を彼女の口内に挿入し暴れさせる。
「あ、んっ」
可愛い声で反応するK子ちゃん。最初はビックリした様子だったが、向こうも積極的に舌を使い始めた。こうなったら、こちらもブレーキをかけることなんてできない。
ディープキスしながら彼女を抱きしめ、ゆっくりとベッドの脇に移動。そっとK子ちゃんをベッドに横たえ、スカートを捲し上げてパンティを脱がし始める。
「ダ、ダメ。シャワー浴びさせて」
「ダメじゃないよ。K子ちゃんのアソコを今すぐ舐めたいんだ」
「で、でもぉ」
「今朝、シャワー浴びてきたんでしょ?」
「は、はい。でも、その後におトイレに行ったから…」
「そんなの関係ないよ。ね? お願い!」
「じ、じゃあ、私もショーイチさんのおちんちん舐めてもいい?」
「もちろんだよ。それじゃあ、最初は俺に舐めさせてね」
観念したK子ちゃんは、やっと下半身の力を抜いてくれた。
スルスルっとパンティを下ろし、4日ぶりにK子ちゃんのマンコとご対面。
キスと抱擁のおかげか、マンコはすでにしっとりと湿っていた。蒸れたメスの匂いにウットリ。
マンコ全体にキスの雨を降らせてから、膣口に舌を挿入。鼻先をクリトリスに密着させ、顔を小刻みに左右に動かす。
「す、好き! 大好き!」
クンニという行為が好きなのか、それとも筆者のことを好きなのか。はたまたその両方なのか…。もちろん、問い質すなんて野暮な真似はしないが。
クンニしながら左手を伸ばしてK子ちゃんの上着の下に潜りこませ、ブラジャーごとオッパイを揉んでいく。
まだまだ愛したりない。右手の中指を膣口に挿入し、クリ舐めとの同時攻めだ!
「あ、アッ、も、もう、イッちゃうぅ!」
ドプドプとマン汁がすごい勢いで溢れ出す。
相変わらずなんて敏感なんだ。こちらの愛撫に面白いくらい素直に反応するので、攻めてて本当に楽しい。
こうして、K子ちゃんは即クンニでイッてしまった。
もっと攻めたかったが、これ以上続けたら彼女の服に皺が残ってしまいそうだったので、一旦クンニを中断して、服を脱がせることにした。
「や、やだ。私だけじゃ恥ずかしい。ショーイチさんも脱いで」
「うん」
ささっと、数秒で靴下以外の衣服を脱ぎ捨てる筆者。
クンニを再開しようとしたところで、K子ちゃんに止められた。
「わ、私にも舐めさせて」
「ありがとう。でも、俺ももっと舐めたいから、ふたりで舐めっこしようか?」
「は、はい」
K子ちゃんにベッドの中央に移動してもらい、彼女の身体に上から覆いかぶさってシックスナインすることに。
筆者は今朝シャワーを浴びてから、一度もトイレに行ってなかった。愚息の清潔度には100パーセント自信があり、フェラされることにこれっぽっちも抵抗はなかった。
こうして、黙々と互いの性器を舐めあう時間が過ぎていく。
時に激しく、時に優しく、緩急をつけてワンパターンにならないよう舌先を使って愛情を伝える。
30分くらいはクンニしていただろうか。その間、こちらがフェラしてもらった時間は、10分程度だった。K子ちゃんが感じてアヘ声を出すたびに中断したからだ。
そんなフェラチオであっても、確実に射精へと追い込まれていった。これ以上シックスナインしていたら、口内で暴発してしまいそうだった。
「も、もうダメ。K子ちゃんのマンコの中でイキたいよ!」
「はい! 来て、ショーイチさん」
ガバッと起き上がり、枕元のコンドームをサクッと装着。正常位でインサート!
ふぅ。
挿入して30秒ほどで、あっけなく果ててしまった。
興奮しまくっていて、ギリギリで発射をこらえるなんて器用な真似はできなかった。
「ご、ゴメン。気持ち良すぎてすぐに出ちゃったよ」
「う、嬉しい」
「そ、そうなの?」
「ショーイチさんに気持ち良くなってもらえて、幸せです」
「俺も幸せだよ。今日はまだまだ時間があるから、たくさん愛し合おうね」
「はい!」
そのままベッドの上でイチャイチャしながら会話を続ける。
「ねぇ、K子ちゃん。本当に延長保育を何度もしていて大丈夫なの?」
「は、はい」
「でも、その度にお金がかかるでしょ? 無理はしないでほしいな」
「そ、そうですよね。でも、我慢できなくって」
「その気持ちは分かるけど、我慢に我慢を重ねてからのエッチも燃えるものだよ」
「も、もしかして、こういう風によく会うのって迷惑ですか?」
「それはあり得ないよ! 俺の本音は、毎日でもK子ちゃんと愛し合いたいんだよ」
「う、嬉しい」
「でも、今のペースで会ってたら、旦那さんに不審に思われちゃうでしょ?」
「は、はい」
「そんなことになって会えなくなったら嫌だよ。だから、俺のためにも無理はしないでほしいんだ」
「わ、分かりました」
優しく諭したつもりだったが、気づくとK子ちゃんの目にはうっすら涙が浮かんでいた。相変わらず感情の起伏が激しいようだ。
だがこれは、自分の気持ちに素直なだけと取ることもできる。機嫌を直してもらうべく、思いついた折衷案を提示してみる。
「延長保育をしない場合って、何時までに迎えに行けばいいの?」
「普段は16時です」
「それなら、延長保育をしなくても朝10時からおやつの15時まで愛し合えるよね?」
「そ、そうですね」
「もちろん、たまには延長保育してもらって長時間愛し合うのもありだけどさ」
「はい! それじゃあ次からはそうしますね」
その後もベッドの上でキスしたり、互いの乳首をイジったりとイチャイチャを続ける。
正午近くになったところで、昼食をとることに。もちろん食べるのは、彼女が持参してきた手作り弁当だ。
「ごめんなさい。小さい容器しかなくって」
サイドテーブルにふたり分の弁当が広げられた。
K子ちゃんの言う通り、こじんまりした容器で、オシャレOLが使うようなサイズだった。
「大丈夫だって。これくらいのサイズがちょうどいいよ」
「あ、ありがとうございます。味にはあんまり自信がないんですけど…」
お弁当の中身は、卵焼き、生姜焼き、ミニトマト、ウィンナー、ポテトサラダなど、色鮮やかだった。
ホテルに入る前に自販機で買ったお茶とともに、弁当を食べる。
「すごく美味しいよ。卵焼きのほんのりした甘さなんて、まさに俺好みだよ」
「良かったぁ。甘い卵焼きが苦手じゃなくって」
「ご飯が進む、ちょうどいい甘さだよ。それに、この生姜焼きも美味しいよ」
「フフ、料理をこんなに褒めてもらったことがないから、嬉しい」
久しぶりに食す手料理に感動しながら、完食してしまった。
「足りましたか?」
「うん。お昼ご飯は、このくらいがちょうどいいよ」
「本当にショーイチさんって優しいんですね」
「え?」
「たくさん褒めてくれるし、たくさん優しくしてくれるし…。怒ることってあるんですか?」
「怒ること? うーん、どうだろう? 最近、怒ったことってあるかなぁ?」
「なんだかなさそうですね」
「あっ! あるよ! 街で歩きタバコしている馬鹿を見かけると、怒るのを通り越して殺意を感じてるんだ」
「そ、そうなんですか」
「俺が総理大臣だったら、そういう連中を死刑にしてもいいって法律を作り変えるんだけどなぁ」
「フフフ、ショーイチさんも怒ることがあるんですね」
「でも、そのくらいかなぁ。K子ちゃんは最近何かに怒ったことある?」
「えっ、私? そ、そうですねぇ…」
しばらく沈黙が続いた。旦那に対する日ごろの鬱憤が脳裏をよぎったのかもしれなかった。
そんなことを考えさせるのは、よろしくない。せっかくの楽しい時間なので、日常生活を思い起こさせるような会話は避けるべきだった。
「無理に言わなくていいよ」
「はい」
「はぁぁぁ、本当に美味しかった。ご馳走様」
「全部食べてもらえて嬉しい」
その後、シャワーを交代で浴び、歯磨きしてから再びベッドイン。
しかし、すぐに事を始めるのではなく、キスしながらおしゃべりすることになった。
「ショーイチさんって、いま何人セフレがいるんですか?」
「えっ? セフレの数?」
「知りたいです」
「じゃあ、約束通り正直に教えるね。えっとぉ、定期的に会ってるのは5人かな」
「どういう人たちなんですか?」
「3人が人妻さんで、残り2人は独身かな」
「それって、私以外にってことですよね」
「うん。K子ちゃんを入れたら全部で6人になるかな」
「す、すごい。よく身体が持ちますね」
「会う周期はバラバラなんだ。週1で会うコもいれば、月に1回だったり、数か月に1回だったり」
「じゃあ、私と毎週会うようになっても大丈夫?」
「もちろんだよ! たとえ他のコと約束が重なっても、K子ちゃんを優先するよ」
「う、嬉しい」
やきもちを焼かれるのではと心配したが、どうやら納得してくれたようだ。
「そういう女性たちと中出しもしてるんですか?」
「えっ? 中出し?」
「過去のショーイチさんの記事で、そういう女性もいたのを読んだので…」
「ああ、なるほどね。えっと、3人が中出しOKかな」
「そ、そんなに?」
「うん。ひとりはピルを飲んでいて、もうひとりは基礎体温を測っていて安全日だけ中出ししていて、最後のひとりは50歳を越えていて生理が終わってるコなんだ」
「う、羨ましい…」
「えっ、どうして?」
「私もゴムを使わないで、中に出してほしいです」
「K子ちゃんもピルを飲んでるの?」
「い、いいえ。飲んでません。基礎体温とかも測ったことないので…」
「それじゃあ、中出しはダメだよ。俺の精子なんて超元気がいいから、中に出したらすぐに妊娠しちゃうよ」
「ショーイチさんって、血液型はなんですか?」
「B型だけど」
「えっ、うちの人もBです! だから大丈夫ですよ」
何が大丈夫なのか意味不明だ。もし妊娠しても、何食わぬ顔して旦那の子供として育てるとでもいうのだろうか?
「大丈夫じゃないって! 万が一にもK子ちゃんを傷つけたくないから、中出しはできないよ」
「で、でも、他のセフレさんたちに負けたくないです」
「ありがとう。でも、その気持ちだけで十分だよ」
「で、でもぉ」
「こうやってコンドームを着けてのセックスでも、すごく幸せで満足してるんだよ。だから、無理はしないで」
「わ、分かりました。で、でも、生で入れてほしいです」
「俺だって、そうしたいよ。それじゃあ、生で入れて外に出すってことでどうかな?」
「はい! そうしてください!!」
生挿入して外で射精するという行為は、避妊でもなんでもない。
しかし筆者は、これまで数百回、いや、数千回は“生挿入からの外出し”をしているが、ただの一度も失敗していない。
もちろん、妊娠したから責任を取るように迫られたこともない。
こうして、K子ちゃんに納得してもらったところで、2回戦が本格的に始まった。
相互愛撫を経て、後背位で挿入。約束した通り、コンドームを使わない生挿入だ。
はぁぁぁぁあぁ、やっぱ生はええのぉぉっ。
膣内の感触がダイレクトに愚息に伝わってくる。
肉の柔らかさ、内部の湿り具合、そして締め付けてくる力強さ…。
コンドームという不純物を挟まず、直で感じることができるので実に気持ちいい。
そんな生挿入の快感を味わいながら腰を振ること5分。発射の前兆がジリジリと迫ってきた。
ガガガガガガガガッ。
ラストスパ―トで高速ピストンした後、ギリギリのところでチンコを引き抜き、K子ちゃんのお尻めがけて発射した。
ふぅ。
生挿入は確かに気持ちいいのだが、射精後の虚しさが残念だ。フィニッシュは手コキすることになってしまうし、マンコの中でチンコが萎んでいくのを楽しむこともできないからだ。
K子ちゃんのお尻に飛び散ったザーメンが流れ落ち、シーツに垂れそうになっていた。慌ててティッシュを手に取り、お尻や太ももから拭き取っていく。
四つん這いの体勢のまま、そんな筆者を見ていたK子ちゃん。
「ショーイチさんって、すごいですね」
「ん? 何が?」
「おちんちんが全然小さくならないじゃないですか?」
「ああ、これ? それはK子ちゃんが可愛くて綺麗だからだよ」
「え?」
「好きでもないコが相手だったら、すぐに小さくなるんだ」
「ほ、本当に?」
「嘘じゃないって。このまま挿入して3回戦目をしたいくらいだもの」
「えっ! じゃあ、そうしてください」
「でも、ザーメンが管に残ってるから、ちょっと危険だよ」
「ど、どうすればできるんですか?」
「それじゃあ、K子ちゃんのお口で吸い取ってくれる?」
「え?」
「お口でチンチンに残ってるザーメンを綺麗に吸ってくれたら、すぐに入れられるよ」
「はい!」
起き上ったK子ちゃんは、胡坐をかいていた筆者の正面に移動。そして、迷うことなく愚息を咥えてきた。
はぁぁぁぁ、なんて素直でいいコなんだ!
こっちの言うことを100パーセント信じ切っている様子のK子ちゃん。こんな風にされたら、ますます嘘なんてつけなくなる。
「そう、お口に咥えてから、ストローでジュースを飲むような感じで吸ってごらん」
「こ、こうですか?」
「う、うん。気持ちいいよ。もう少し続けて、全部吸い取って」
「は、はい」
こうして、さっきまで生挿入していたチンコをたっぷりとお掃除フェラしてもらうことに成功した。
10分ほどチューチューレロレロしてもらったところでフェラを止めてもらい、自分で確認することに。
根元を握って、ゆっくりと上に向かって動かしてみる。尿道口から何も滲んでこなかったので、残り汁は全部出きったようだ。
これなら安心してまた生挿入できそうだ。
「じゃ、今度は俺がK子ちゃんのマンコを舐めるね」
「あ、あのぉ」
「ん? 何かリクエストがあるの?」
「このまますぐに入れてもらうのはダメ?」
「ダメじゃないよ? K子ちゃんがそうしてほしいなら、喜んでそうするよ」
「じゃあ、来て!」
「それじゃ、K子ちゃん、俺に跨ってごらん?」
「こ、こうですか?」
「うん。ほら、ゆっくりチンチンが入っていくのが分かる?」
「あっ、わ、分かります!」
胡坐をかいていた筆者に跨ってもらい、座位で挿入。
「俺はしばらくじっとしてるから、K子ちゃんの好きなように動いてごらん」
「ど、どうやって動けばいいですか?」
「難しく考えないで。上下に動いたり、円を描くように動いたり…。いろいろ動いてみて、一番気持ちいい角度を探してごらん」
「は、はい」
おっかなびっくり腰を動かし始めるK子ちゃん。だが、徐々にその動きが加速していく。
「う、うん。上手だよ。どの角度でもすっごく気持ちいいよ」
「ほ、本当に? 気持ちいいの?」
「うん。幸せで、気持ちいいよ」
「う、嬉しい!」
ここでK子ちゃんがディープキスを仕掛けてきた。
口内で暴れまわる彼女の舌を味わい、ウットリしてしまう。
同時に、K子ちゃんの腰の動きがさらに速くなった。どうやら、彼女なりに一番気持ちのいい角度を発見したようだ。
彼女のお尻に両手をあてがい、腰の動きをサポートしてみる。
「あ、あぁぁ、す、すっごい! ショーイチさんの硬いぃぃぃ!」
「K子ちゃんの生マンコも、最高だよ。毎日でも入れたいよ」
「ほ、ほしい! 私もショーイチんさんのチンチン、毎日ほしいぃぃ!」
ギュギュギュギュっ!!
気分が高まったからか、ここで急激にマンコの締まりがキツくなった。
この体位はあまりに危険だ。発射の前兆を悟ってギリギリでチンコを引き抜こうとしても、K子ちゃんの腰の動きが速すぎて失敗しかねない。
それを正直に伝えても彼女は納得しないだろう。そこで、気持ち良く体位チェンジができるようK子ちゃんに話しかける。
「最後はK子ちゃんの可愛い顔を見ながらイキたいよ」
「え?」
「正常位で、愛し合おうよ」
「わ、分かりました」
「あっ! チンチンは抜かないで。このままゆっくり移動するから」
そう言ってから、彼女の後頭部と背中に手をあてがう。
その状態でゆっくり後ろに倒れてもらいながら、こちらの腰を浮かしていく。
こうして、無事に座位から正常位へのチェンジに成功した。
上体を反らしながらチンコの角度を整え、Gスポットをえぐるような角度でピストンを叩き込んでいく。同時に、右手の親指でクリトリスをいじってみる。
「あ、あぁ、好き、大好き、ショーイチさん!」
「お、俺も大好きだよ」
「そ、そこ、そこ、そこぉぉぉ!!」
ガガガガガッ。
K子ちゃんを中イキさせるため、腰を加速させる。そして、ついに彼女を頂点に導くことに成功した。
「も、もうダメ、ショーイチさん」
「ん? 疲れちゃったかな?」
「ううん。そうじゃなくて、欲しくなっちゃった」
「えっ、何が?」
「やっぱり、ショーイチさんのザーメンほしい!」
「だから、それはダメだって」
「でも、でも、欲しいの!!」
他のセフレへの対抗心からか、またもや中出しをせがんでくるK子ちゃん。
「うちの人もBです! だから大丈夫ですよ」という彼女の言葉が脳裏をよぎる。
ハッ、いかん!!
これが10年くらい前だったら、彼女の言葉を信じで中出しを決めていただろう。だが、DNA判定が気軽にできる昨今では、血液型が同じだから浮気がバレないなんてことはないのだ。
しかし、ここまでせがまれたら、応じたくなるのが人情ってもの。そこで、中出しに続く次善の策を彼女に告げることにした。
「マンコの中では出せないけど、代わりにK子ちゃんのお口の中で出したいな」
「え?」
「俺のザーメン、全部飲んでくれる?」
「は、はい! ちょうだい! ショーイチさん!!」
がががガっガガガんガッ!
正真正銘のラストスパート。そして、発射直前に愚息を引き抜いた。
「ほら、お口開けて!」
そう言いながら、K子ちゃんに愚息を咥えさせる。
ドピュリュリュリュリュるるるっ。
ふぅ。
大量のザーメンを彼女の口に注ぎ込むことに成功した。
余韻を味わいながら、彼女に話しかける。
「もう飲んじゃったかな?」
「は、はひ」
「それじゃあ、まだ出ると思うから、さっきみたいにチューチュー吸い取って」
「わ、わかひました」
チンコを咥えたまま受け答えするK子ちゃん。
5分近くお掃除フェラしてもらったところで、K子ちゃんの口からチンコを引き抜いた。
3回も発射し、さすがにチンコも萎んでしまっていた。
ふたりともすっかりクタクタ。ベッドの上に並んで仰向けになり、腕枕状態でまどろんだ。
ピピピッピピピッピピピッ。
ふたりともぐっすり寝てしまっていたようで、携帯のアラーム音で目が覚めた。あらかじめ16時に鳴るようセットしていたのだ。
「K子ちゃん、そろそろ帰り支度を始めないと間に合わないよ」
「わ、分かりました」
「ほら、そんな悲しそうな顔したら、可愛い顔が台なしだよ」
「で、でも、ショーイチさんと離れたくないです」
「ありがとう。俺も同じ気持ちだよ。でも息子さんが待ってるでしょ?」
「は、はい」
「それに、次からは延長保育をしなくても気軽に会えるんだからさ」
「そ、そうですね」
K子ちゃんは、なんとか納得してくれた様子だった。
その後、急いでシャワーを浴び、帰り支度してホテルを後にした。
来た時と同様に、マスクと伊達メガネをかけたK子ちゃんと手をつなぎながら駅に向かう。
「ねぇ、ショーイチさん?」
「どうしたの?」
「私、今日から基礎体温をつけてみます」
「そ、それって」
「やっぱり、中で出してほしいので」
「ありがとう。そう言ってもらえて幸せだよ」
「頑張ってみますね」
「でも、ああいうのって個人差があるから、慎重に見極めようね」
「そういうものですか?」
「うん。数か月くらいは基礎体温を測って、安全日を確かめたほうがいいと思うよ」
「そ、そんなに先になっちゃうんですか?」
「俺も詳しくは知らないけど、昔、何かの本でそう読んだことがあるよ」
「分かりました。それじゃあ、私もいろいろ調べてみますね」
「うん。でも、絶対に無理しちゃダメだよ」
「はい!」
こうして駅の改札口まで彼女を見送り、デートは終了した。
とにかく予想外の出来事ばかりだった。生ハメ、お掃除フェラ、ごっくん、そしてまさかの中出しリクエスト…。
この調子でK子ちゃんとデートを続けるのは、とても危険だろう。いつか中出しの誘惑に負けてしまい、大量の子種を彼女の子宮に注ぎ込んでしまいそうだ。
でも、今さらコンドーム着用のセックスに戻ったら、K子ちゃんは悲しむだろう…。
やはり、手っ取り早い方法であるピルの服用を進めてみるべきだろうか。最近のピルは副作用がかなり少なくなり、体への負担も昔ほどではないとも聞くし…。
とりあえず、もう少し詳しく調べ、次回のデートで提案するかを思案中だ。
(文=所沢ショーイチ)