最後も、範田に顔面騎乗されると、自らマットを3つ叩きフォール負けの裁定。しかも、「好みはこっちだから」と、なぜかフォールに関わっていない伊織を勝者とするではないか。これが通常のプロレス会場だったら混乱に陥るところだが、今回は「これぞキャットファイトらしい!」と笑いに包まれて大団円となった。
波乱がありながらも、選手各々の個性、試合形式の面白さが遺憾なく発揮され、まさにキャットファイトのチャンピオンカーニバルだった今大会。そんなCPEの次回大会は、12月27日に場所も同じ『新木場1stリング』での開催が決定した。今回のように、平成最後の年末をハッピーに締めくくることができるだろう。
(文=ゐりゑ/写真協力=CPE)