しかし試合では、和田氏の権威を知らないと思われる範田・伊織の両者が、自分に有利な展開になるようにと媚を売り、誘惑するではないか。
当初はそれに付き合わず、「ちゃんと試合をやれ!」といつものように叱咤する和田氏であったが…。試合が進むにつれ、両者の誘惑が激化。「俺はどうやって裁いたらいいんだ?」と困惑の色を隠せなくなってきたところに、ついにローションを被弾してしまうハメとなった。
これが和田氏の中の“弾けるスイッチ”を入れてしまったか、選手とローションをかけあったり、いろいろな意味で試合に絡み始めることに。あの全日本プロレスの名誉レフェリーが、である。純粋なプロレスファンからすると、完全に事件だ。