個室にいたのは、
写真の女のコを3人足しっぱなしにしたぐらいの巨体で金髪、眉毛パイパンでタトゥーの入った三十路のブタゴリラで、
恐怖の笑みを浮かべて仁王立ちしているのでした。
お腹は三段腹なのにオッパイはフラット。そのくせ、「ナマで中に出してもイイヨ」なんて言うのですが、
チ~ン…。
勃ちませんでした。
悪夢のような數十分を過ごして表に出ると、案の定、メガネ男はどこかに逃走していました。「楽しかったあの夜の感動を再び!」なんて欲をかいたのが間違いのもとなのでした。
負け犬気分でネオン輝く桜町をとぼとぼ歩き、「このままじゃ帰れない」そう思った時、目の前にイメクラの看板が立っていたのです。
こうなったら「毒を喰らわば皿まで」とばかりに、風俗のハシゴにチャレンジ!
50分1万5000円の店で、すぐに入れたのは、「超」はつかないまでもキレイな二重で性格の良さそうなYちゃんなのでした。ホッとしました。
プレイルームにバスタブが付いてる、以前はソープだったと思われるイメクラで、つい今しがたまでしょぼくれていたことはすっかり忘れ、さっきできなかった分も取り返す勢いでオッパイと股間にむしゃぶりつくオヤジ(笑)。
そして、Yちゃんの優しさに乗じて、いつものお願いまでしてしまうのでした。
「いい?」
「ダメだよ」
「着けるから」
「素股も気持ちイイでしょ」
こんなやり取りがあったものの、結局はNG…。