神田駅近くから、今度は中央通りの一本昭和通り側の路地を日本橋に向けて歩く。どうも浴衣姿の女のコが多いと思ったら、コレド室町と隣接する神社のお祭りだったようだ。
風鈴の音が響き、コンクリートと石の四角い街に、一服のお茶のような癒しの空間が…。
周辺の路地をのぞきながら歩いていると、行列のできている飲食店が複数あった。元は下町情緒ある路地だったに違いないが、時の流れと共に、風俗店は商売しづらい街に変わってしまったということか。
日本橋を渡り「コレド日本橋」の交差点を右折すると、その先にあるのは東京駅八重洲口だ。駅前(中央区八重洲一丁目)には、サラリーマン御用達の居酒屋やカラオケ、キャバクラなどがあり、ひょっとしたら風俗チックな店が見つかるかもしれない。
事前の下調べで分かっていたが、東京駅の隣にある「大丸百貨店」前の横断歩道を渡ると、立ち食い蕎麦屋に紛れてデリヘル御用達のレンタルルームの看板がある。
ここは、神田発のデリヘルで利用できるほか、終電を逃したサラリーマンの利用も多そうだ。料金は60分3000円からとなっている。
ちなみに、中央区にラブホテルはたった1軒しかない。しかも、日本橋浜町(隅田川方向)付近にあるので、東京駅や日本橋の中心からはだいぶ離れている。