小学生のころからグラビア界の最前線を走り続けてきた紗綾。そのラストイメージ作のジャケット写真は、彼女の代名詞でもある「爆乳」を全面に押し出したカット。爽やかに微笑む癒し系の表情と、水着からこぼれ落ちそうになっている爆乳のギャップが大きく、原点回帰にして至高のジャケット写真だ。
どうしても「Fカップ小学生」のころのイメージが強く残っているが、現在の彼女は美しいオトナの女性に成長し、スポーツジムで身体づくりに励んだことでボディも進化。雑誌グラビアやSNSでセクシーショットが披露されるたびにファンから絶賛を浴びている。まだまだこれからが楽しみな存在だっただけに、イメージ作品からの引退を残念がるファンが多いのだろう。
一部では「このままグラビア引退?」と危惧する声が上がっている。だが、最近はイメージ作品から卒業し、雑誌グラビアなどに集中するグラビアアイドルも増えている。グラビアから遠ざかるわけではなく、次のステージに進もうとしているのだと期待していいだろう。
いずれにしても、13年にわたるグラビア活動のひとつの集大成となるであろう今作。どのような艶姿を見せてくれるのか、期待はふくらむばかりだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)