【ネットナンパ】“わたし、脱いでもすごいんです!”ボディの女のコ!!

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Ilustrate by ながおか

 この猛暑で、食欲が絶賛減退中の筆者。アイスクリームとアイスコーヒー以外を口にする気が起きず、健康的な食生活とは程遠い状況だ。

 それでも性欲を持て余し、週に5日のペースで射精する日々を送っている。思えば、こんな食生活をかれこれ30年近く続けている。体が適応してしまい、意識せずともザーメンを作り続けているのだろう。

 そんなわけで、今日も今日とて出会える系サイトでエッチの相手探しに奔走するのだった。


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男性慣れしていなのでドキドキです(汗)

こういうサイトを使うのは初めてなので、すごく緊張しています。

見た目に自信がないので、それでも構わないと言ってくださる男性を希望しています。

この年で恥ずかしいのですが、経験も数えるくらいしかないので…。

優しくリードしてくれる年上の方でお願いします。

急なんですが、今日の夜に新宿でお会いできたりしますか?


書込み日時:8/0* 16:09
受付メール数 :0/15

♀ワカ(若葉マーク)
20代後半
———————–


 この書き込みは、筆者愛用の出会える系サイトワクワクメールで発見したものだ。20代後半でエッチの経験が数えるくらいしかないということは、かなり奥手なのかもしれない。

 それに、容姿に対しての自信のなさがなんとも奥ゆかしいではないか。容姿の自信のなさだったら、筆者だって負けてはいない。だからこそ、嘘偽りなく心の底から優しく接することができるのだ。

 そんなわけで、このワカちゃんにアタックすることにした。


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初めまして、ワカさん。

都内の会社員、ショーイチ・36歳です。

偶然、サイトでワカさんの書き込みを見つけました。

優しいくらいしか取り柄のない私ですが、是非ワカさんと楽しい時間を過ごしたいです。

18時以降でしたら、何時でも都合をつけられるので検討してもらえたら嬉しいです。
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 いつものファーストメールよりかなりアッサリ目の内容だ。普段なら「写メを送りますね」と一言添えるところだが、今回はあえてその作戦を封じた。

 なぜなら、こちらが写メを送ることにより、「もしかして私も写メを送らなきゃ失礼になるの?」と女性が変に勘違いしてしまうことがあるからだ。

 ワカちゃんのように自分の容姿に自信がないコに対して、気持ちを萎縮させるようなメールはご法度だろう。

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 10分後、ワカちゃんから返信メールが届いた。いつものように数回メールをやり取りし、あっさりと約束が成立した。

 待ち合わせ場所は、新宿アルタ前。10分ほど早く到着した筆者は、股間をギンギンにさせながら彼女を待つことに。

 実はこの時、丸々2日ほどザーメンを出しておらず、キンタマはパツンパツンに膨れていた。一刻も早くこの濃厚汁を解放したくて、いつもより焦っていた。

 ほぼ時間通りに、ワカちゃんらしき女性を発見した。


おろっ、ずいぶんと痩せてるなぁ…。


 “骨川スジ子”とまではいかないが、かなりスレンダー体型だった。距離が近づくにつれ、顔の造作もはっきりしてきた。


ぐぬぬッ!


 かなり微妙な感じだ。お笑いコンビ「アジアン」の隅田美保を1.1倍ほど綺麗にした感じ、とでも言えばいいのか。

 これが風俗だったらハズレだと断言できるレベルだが、これは出会える系サイト遊び。見ず知らず同士がセックスする場でもあるので、女性の顔の良し悪しにこだわってしまうのは正しい遊び方といえない。

 それに、顔面偏差値がFランクの筆者が、女性の容姿にケチをつけるわけにもいかないだろう。覚悟を決め、彼女に近づいていき、声をかけた。


「こんばんは、ワカちゃんだよね?」

「あっ、は、はい」

「さっきサイトで約束させてもらったショーイチだよ。今日はよろしくね」

「は、は、はい」


 ワカちゃんは、見ていて可哀そうになるくらい緊張していた。書き込み通り、こうした出会いの場に不慣れなようだ。

 だったら、ここは道化を演じて緊張をほぐすのが得策だろう。


「やっぱり緊張してるのかな? そりゃそうだよね。俺の顔がスケベ過ぎてビックリしてるでしょ?」

「えっ、い、いえ」

「ホントに? ほら、よく見てごらん。顔にスケベって書いてない?」

「そ、そんなぁ。全然そんな風に見えないです」

「それは良かったぁ。じゃあさ、今から俺、向こうの壁に行って目を瞑って100数えるね」

「え?」

「もし俺が嫌だったら、その間に帰ってもらって構わないからさ」

「そ、そんなぁ。嫌じゃないです」

「無理してない?」

「はい。だって、ショーイチさんすごく優しそうだし…」

「うん。それは間違いないよ。ただの気の弱い普通の会社員だしね」

「でも、ショーイチさんこそ、私みたいなので大丈夫ですか?」

「何言ってんの。大丈夫に決まってるよ。ほら、俺の顔、楽しそうにしてるでしょ?」

「そ、そうなんですか?」

「うん。俺って正直者だから、すぐ感情が顔に出ちゃうんだ。だから、本当に楽しいんだよ」

「フフ、ありがとうございます」

「それじゃあ、このままホテルに向かうってことでいいかな?」

「は、はい。お、お願いします」


 こうして、ラブホ街に向かうことになった。

 その道中も彼女の緊張をほぐすべく、会話を続けていく。


「ワカちゃんは、こうした遊びをするの初めてなんだよね?」

「は、はい。サイトには1週間くらい前に登録したんですけど、実際に会うのは初めてで…」

「そりゃ緊張して当然だよね。やっぱり初対面の男性に会うのって怖かったでしょ?」

「そ、そうですね。どんな人が来るのか分からなかったですし…」

「絶対に男より女の子のほうが緊張するよね。でも、安心してね。俺って、見た目通りの性格だからさ」

「え?」

「脱いだら背中がタトゥーだらけとかじゃないし、普通の人よりちょっとエッチなだけだからね」

「フフっ、ショーイチさんって遊び慣れてそうですよね?」

「な、なんで?」

「だって、女性の扱い方が上手そうなので…」

「そんなことないって。男だらけの職場だから、滅多に女性と話す機会もないんだ。だから、俺もちょっと緊張してるんだよ」

「へぇ。そんな風には見えないです」

「本当だって。たしか最後に女性としゃべったのは3日くらい前のことだし…」

「そうなんですかぁ」


 会話しながら、横目で彼女の体を視姦する。

 ワカちゃんはヒールを履いていたのだが、その状態で身長171センチの筆者とほぼ同じくらいの背丈だった。

 高身長でスレンダーなので、モデル体型だと言えるだろう。しかし、着ている洋服がなんとも野暮ったい感じで、オシャレとは縁がなさそうだった。


「ワカちゃんはよく新宿に来るのかな?」

「いいえ。乗換駅なんですけど、駅の外に出るのは1年ぶりくらいです」

「そうなんだぁ。ちなみに、何系のお仕事をしてるの?」

「えっと、医療事務なんです」

「それは大変そうだね。同僚の人間関係とか患者さんの相手とか、ストレスが溜まりそうだね」

「そ、そうですね。私、人付き合いがあまり上手じゃないので…」

「ま、今日はそういうことを忘れて楽しもうね」

「は、はい。ありがとうございます」


 ホテル街に到着し、いつもよりグレードの低いラブホにチェックインした。

 部屋に入り、少し世間話した後、彼女にシャワーを浴びるよう促した。

 その後、入れ代わりで筆者も浴室に入る。

さて、どうすんべ?


 キンタマはすでにパンパンで、ザーメンの重みで玉袋はいつもより垂れ下がっていた。

 相手が可愛い子ちゃんだったら、迷うことなくここで一発抜いていたはずだ。

 しかし、ワカちゃんは顔がイマイチで、体型もセクシーとはほど遠く、迷ってしまった。

ここで下手に抜いたら、後で立たなくなるかもしれない。


 そう考え、結局、オナニーせずに身体を洗うだけにした。

 部屋に戻ると、すでに暗くなっていた。ワカちゃんが照明を操作したようだ。正直、彼女の顔を正視したくなかったので好都合だった。

 ワカちゃんはベッドの上で仰向けになり、布団を首元まで上げていた。すでに準備万端という感じだ。

「歯を磨くから、ちょっと待っててね」


 そう声をかけ、念入りに歯磨きと手洗い。

 その後、筆者もベッドに移動し、いよいよベッドイン。


「じゃ、俺の方からご奉仕させてもらうね」

「は、はい」

「痛かったり、嫌なことがあったら、すぐに教えてね」

「わ、分かりました」


 まずは軽めのキス。そして、布団をめくり上げ、ワカちゃんが体に巻いていたバスタオルを取り去った。


な、なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁ!?


 バスタオルを取った瞬間、彼女の胸は“タユユん”と左右に流れた。


そのボリュームは、見事としか言いようがなかった。


 視線をさらに下に向けると、ウエストが綺麗な曲線を描いていた。


わたし、脱いでもすごいんです!


 瞬間的に、ふた昔も前に流行ったコマーシャルのフレーズが脳裏で再生された。いや、この場合、


わたし、脱い“だら”すごいんです!!


 が正確だろう。

 あまりのセクシーボディに、すっかり面食らってしまった。女優の真木よう子みたいなスタイルで、“これぞまさにスレンダー巨乳!”という感じだった。

 ここで、左右に流れていた乳房の肉を中央に寄せてみることに。


よ、余裕でEカップはありそうだ!!


 柔らかくて張りがあり、非の打ちどころがない美乳…、いや、美巨乳だった。

 着衣の状態ではセクシーさの欠片もなかったワカちゃんが、素っ裸になった途端これほどセクシーになるとは…。これが、いわゆる着やせするタイプというやつだろう。


こんなボディだと知ってたら、浴室できっちり射精しておいたのに!!

 後悔しつつも徐々に冷静さを取り戻し、愛撫を再開した。

 左右の乳首を交互に口に含み、固くなりかけた突起部分を丁寧に舌で舐めまわしていく。

 同時に手の平で優しく乳房を揉みしだき、ワカちゃんの気持ち良くなるツボを見逃さないよう細心の注意を払う。


「き、気持ちいいです」


 気づくと、彼女は下半身をモジモジさせて感じ始めていた。

 ここで、左右の乳房を思いっきり中央に寄せてみることにした。

 これだけのボリュームなら、左右の乳首を同時に口に含むことができるかもしれないと思ったからだ。

 しかし、ワカちゃんは“離れ乳”で、どれだけ乳房をかき寄せても、ふたつの突起の距離は5センチ以上あった。

 ということで、残念ながら同時にペロペロすることは叶わなかった。

 すぐに気を取り直して、オッパイ愛撫に没頭する。

 お次はクンニタイムだ。体勢を入れ替え、ワカちゃんのマンコとご対面!


か、観音様やぁぁぁぁ!


 実に美麗なマンコだった。陰毛はクリの上のIラインだけが残されていて、他の部分はツルンツルン。青々とした剃り跡も一切なし。きっと、エステで脱毛処理しているのだろう。

 ヒダヒダは普通のコより大きめだったが、左右対称でグロテスクさは皆無。特筆すべきは、その色だ。黒い色素沈着はまったくなく、食欲をそそるようなサーモンピンク色だったのである。


「き、綺麗だよ」


 初対面の女性とのエッチの最中に、マンコの形や色を褒めるのは勧められない。愛撫によってヒートアップしていたテンションが、恥ずかしさのせいで冷めてしまいがちだからだ。

 そうと分かっていても、マンコを間近で観察して、思わず口にしてしまった。それほど綺麗だった。


「は、恥ずかしいです」

「ううん。恥ずかしがることないよ。頬ずりしたくなるくらい綺麗な色と形だよ」

「あ、あまり見ないでください」


 彼女の言葉には耳を貸さず、両手で左右のビラビラをそっと摘まんで広げていく。

 すると、ヌメヌメとした内部の肉が露わになった。

 次の瞬間、得も言われぬメスの匂いが嗅覚を刺激した。

プチッ!


 理性は完全に吹き飛び、無我夢中でマンコを舐める筆者。


嗚呼、美味しいよぉ。

毎晩でも舐めたいよぉ。

このマンコがあれば、一生他の女を抱かないって誓えるよぉ。


 ワカちゃんの顔が人並み以上だったら、間違いなくそう告げていただろう。何度も言いたくなったが、辛うじて我慢することができた。

 あっという間にマンコはズブ濡れになり、比例してメスの匂いも強くなっていく。もちろん、こちらのテンションもどんどん上がる。


絶対にこのマンコと再会したい!!


 ワカちゃんとではなく、マンコと再会したいと思ってしまった。二度目のデートを実現するには、

全力クンニで虜にするしかない!!


 舌の先端を膣口に挿入し、上唇で尿道口を舐める。

 さらに鼻でクリトリスを左右にコネ回し、両手を伸ばして左右の乳首を同時に刺激していく。


「えっ? す、すごいです。ぜ、全部気持ちいいですぅぅ!」


 腰をガクガク震わせ、悶え始めるワカちゃん。その腰の動きの激しさに負けないよう、舌をさらに奥深くに挿入し、内部をホジっていく。

 こんな愛撫を10分以上続けてから、次の段階に移行する。

 右手の中指を膣口に挿入し、下唇で尿道口を舐め、舌先でクリちゃんを弾く。さらに、同時に左の手の平を目いっぱいに広げ、左右の乳首を摘まんでみる。

 いつもなら、親指と人差し指で左乳首を摘まみ、小指の第一関節を右乳首に引っ掛けることが可能だ。しかし、ワカちゃんは離れ乳なので、仕方なく彼女の左右の乳首を交互に摘まむという愛撫に切り替えた。


「な、中も気持ちいいです!」


 こちらが愛撫の方法を切り替えた途端、そう感想を伝えてくるワカちゃん。

 マンコの内部がしっかりほぐれたところで、中指に続いて人差し指も挿入してみる。


「ねぇ、ワカちゃん。今、指が何本入ってるか分かる?」

「えっ? わ、分かんないです」

「今、2本も入ってるんだよ。痛くないかな?」

「き、気持ちいいだけです」


 内部に挿入した中指を真っすぐ伸ばして最奥部を突き、人差し指は第一関節で折り曲げ、指の腹でGスポットを撫でまわしていく。

 唇と舌と左手の動きもリズミカルに動かし続けていると、ついにその時がやってきた。


「も、もう駄目っ、イッちゃうぅぅぅぅぅぅ!!」

 

 ガクガクと腰を痙攣させたかと思うと、急激に膣の締まりが増した。そのマンリキによって、曲げていた人差し指が強制的に真っすぐになってしまった。

 まだまだ全然攻め足りなかった。もっともっとご奉仕して、筆者の愛撫を彼女の脳裏に刻み込みたかった。

 しばし手と口の動きを止めた後、再び愛撫を始めようとしたところで、ワカちゃんが…


「お、お願いショーイチさん。おチンチン入れて!」


 と、具体的な言葉でおねだりしてきた。

 「もう入れて」というセリフは何度も聞いてきたが、「おチンチン入れて」というセリフは滅多に聞けるものではない。

 卑猥なおねだりの仕方に、筆者はもうメロメロ。こうなったら、“彼女の仰せのままに!”だ。

 痛みを与えないよう、そっと指を引き抜き、枕元のコンドームに手を伸ばして愚息にしっかりと装着。そして、正常位の体勢で挿入を試みる。

 亀頭の部分を挿入したところで、ワカちゃんの口からまたまた予想外の一言が。


「お、大きい!!」


 我が愚息は、日本人の平均サイズより一回り小さい。もちろん、エッチの最中に大きいなんて褒められたことは、数えるくらいしかない。

 きっと男性経験の少なさから出た言葉だろうが、褒められて悪い気はしない。むしろ、ますます興奮してしまった。

 さらにチンコをねじ込もうとすると、

「ちょ、ちょっと痛いです」


 とワカちゃんが言ってきた。

 中までしっかり濡れているのは確認済みなので、愛撫不足での痛みではないはずだ。


「ゴメンね。もっとゆっくり入れていくね」

「は、はい。お願いします」


 1秒で1センチ、3秒で3センチ、3センチ入れては2センチ下がる。365歩のマーチ作戦というやつである。

 マンコ内部をほぐすように、出し入れしながらチンコの角度を変えて弧を描くようにするのも重要だ。

 彼女の反応に注意しながら挿入していき、数分ほどで根元に到達した。


「いま、チンチンが全部入ったよ。痛くないかな?」

「は、はい。だ、大丈夫です」

「それじゃあ、ゆっくり動くけど、痛くなったらすぐに教えてね」

「は、はい」


 いつものピストン速度の半分以下のスピードで腰を振る。


クーッ、熱くて柔らくてヒダヒダがまとわりついてきて、気持ちえぇぇぇっ!!


 浴室で射精しておかなかったことを後悔。だが、今さらそんなこと言っても無駄だ。あっという間に射精の前兆が襲ってきた。


くわっ!!


 目を見開き、ワカちゃんの顔を凝視する。アジアン隅田似の顔でクールダウンしようという作戦だ。

 しかし、テンションがアゲアゲ状態の筆者は、そんな彼女の顔すら愛おしくてたまらなかった。


駄目だこりゃ。


 もしもシリーズの長さんのように、脳内でギブアップ宣言。愛撫でしっかりイカせてるし、チンコ挿入で痛がっていたので、早めに発射しても問題ないだろう。

 クライマックスに向け、腰の動きを加速させたくなったがグッと堪える。スローペースのピストンを維持しながら、「い、イクよっ」を声をかけてから思いのたけをぶち撒けた。


ふぅ。


 射精後、余韻を味わってから愚息を引き抜いた。

 コンドームの先端には、自分でも呆れてしまうくらいの大量ザーメンが溜まっていた。

 それを彼女に見られるのが恥ずかしく、急いで処理する。

 そして、ワカちゃんに向き直り、裸体を目にすると、愚息が再びムクムクと硬くなり始めた。

 どうやら賢者タイムは省略されてしまったようだ。それだけ彼女の裸体がエロいということだろう。

 だが、ここで2回戦目をおねだりするのは悪手かもしれない。ワカちゃんのほうから「したい」と言い出さない限り、すぐに求めるのは酷だろう。


「大丈夫? 痛くなかったかな?」

「はい。大きくてびっくりしましたけど、最初だけで後は大丈夫でした」

「それなら良かった。本当にありがとうね。すっごく気持ち良かったよ」

「わ、私のほうこそありがとうございます。エッチでイッたのって初めてでした」

「え? 今までイッたことなかったの?」

「は、はい。何度かイキかけたことはあったんですけど、今日のはしっかりイケました♪」

「そ、そうだったんだ。こんなんで良かったら、いつでもご奉仕させてもらうね」

「え?」

「またワカちゃんが会いたいって誘ってくれたら、いつでも駆けつけるからね」

「ほ、本当ですか?」

「うん! 平日でも休日でも構わないし、たとえ電車が動いてない時間でもタクシーを飛ばして来るからね」

「フフ、嬉しいです。楽しみにしてますね」


 その後、2回戦を言い出せないまま、帰り支度が始まってしまった。まっ、仕方あるまい。今回は大人の男性としての余裕をアピールするしかないだろう。

 お互いのメールアドレスを交換し、再会を約束。そして、駅の改札口まで彼女を送っていき、この日のデートは無事に終了した。

 ワカちゃんの職場は4週6休制で、休みが不定期になってしまうとのこと。だから、次のデートがいつになるのかまだ未定だが、いつ呼び出されても大丈夫なように、体調管理に気をつけねばならない。

 アイスクリームとアイスコーヒーの食生活をすぐには改善できないが、ビタミン補給のサプリを摂取するくらいなら筆者にもできるかもしれない。何はともあれ、今から再会が楽しみで仕方ないのだった。
(文=所沢ショーイチ)

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