キャットファイトが武道館進出の快挙!!

 日本で、いや、世界で唯一のキャットファイト団体であるキャットパニックエンターテイメント(以下CPE)が、去る8月13日に格闘技の殿堂ともいえる日本武道館に進出した。

 同団体は両国国技館で行われたプロレスの興業(2015年7月)にゲスト参戦したことはあるが、日本武道館クラスでの試合開催は初の試みだ。

 今回は『武道館アイドル博2018~1000人のアイドルと遊ぼう!~』にCPEが参加したことで試合を開催。全3部構成で、それぞれの部に人気選手が参戦し、武道館のアリーナに設置されたブースで激しい試合を見せた。

 第1部では、団体創設者であり、キャットファイトの母ともいえるミス・モンゴルが初代ミニスカポリスの福山理子と組んで、アザゼル☆桃娘&ハイバードりなπ組と対戦した。

 試合形式はオンリーギブアップマッチ。つまり、通常の3カウントフォールは認められず、関節技や絞め技で相手に「参った!」と言わせて勝ちとなる。

第一部出場選手は、武道館の正面で記念撮影。


 一瞬の隙をつく丸め込み技が通用しないため、キャリアや体格で劣るアザゼル、ハイバード組は苦しいところ。それでも序盤からキック、張り手などでモンゴル&福山に果敢に挑み、試合はいきなりヒートアップすることに。

 ブース内にマットを設置しているため、闘いの場は2メートル50センチ四方という狭さ。そのため、すぐにブースを仕切るパーテーションにぶつかり、隣や後方のブースを利用するアイドルたちが「何事?」という表情で覗きこむ。このイベントならではの光景だろう。

 

ハイバードりなπをキャメルクラッチで捕えるモンゴル。背後には覗き込むアイドルの姿


 試合は、モンゴル&福山組に一日の長があり、ほぼ一方的な展開となる。特に福山は、いつものようにキックを主体にするほか、腕ひしぎ逆十字固めなど、武道館らしい技を繰り出して会場を沸かせる。

 

密着戦ではプロレスラーのモンゴルが有利。

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