挿入よりも気持ちいいパイズリなんて、初めての経験だった。
「んふっ。店長さん、すごく気持ちよさそうです」
「うっ…あぁ、めちゃめちゃ気持ちいいよ。うららちゃん、ホントに上手いね」
「えへへ。じゃあ、こんなのどうですか?」
うららは、パイズリを続けながら挟み込んだペニスの先端だけを出し、チロチロと先っぽを舐め始めた。
膣内に入れているのに先っぽだけがフェラされているような…、今まで味わったことのない快感に思わず声が出てしまう。
「うぁっ! それ、すごいよ!!」
「んふふ。これ好きな人多いんですよね」
この子は、いったい何人の男をこうして手玉に取ってきたんだろうか。
そんなことをじっくり考える間もなく、最期の時がやってくる。
「あぁっ。ごめん、うららちゃん。もう出るよ!」
「はいっ! いっぱい、いっぱい下さい!!」
彼女の言葉に反応したかのように、勢いよく発射。飛び出した精液は、彼女の舌の上にたっぷり乗っかった。
うららはそれを口の中に運び入れ、喉元を見せながら、ゴクンと音が聞こえそうな勢いで飲み干した。
「えへへ、ご馳走様でした」
「うららちゃん、エロ過ぎるよ(笑)」
久しぶりに、声が出るくらい気持ちいい講習だった気がする。
これは巨乳好きには絶対人気が出るだろうな…。
そんなことを考えながら、ふたり仲良くシャワールームに入った。
(文=小鉄)
【元デリヘル店長の回想録】バックナンバーはコチラ