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セックスの際にテクニックなんて不要だ!! そこに愛さえあれば、小手先の技に頼る必要なんてないハズだ!! これが筆者のモットーだ。
しかし、これは精神論に逃げているだけで、新たなテクニックを習得することを嫌がっているだけなのでは? こんな自問自答を繰り返している最中に出会ったのが、セブン新社のマニュアルシリーズだった。
男性読者の皆さんは自分勝手なエッチをしていないだろうか? 貴方のテクニックに不満を感じながら、イッたふりをしている女性の気持ちに気づいたことがあるだろうか? メンズサイゾーで『ネットナンパ』というコラムを連載し、それなりに経験人数が多い筆者・所沢ショーイチも、自分勝手なエッチをしていないと断言することは難しい。なぜなら、セックスは性格が出まくる行為で、ついつい自分の趣味嗜好が顔を覗かせてしまうからだ。
このエッチ教本には、クリトリスの愛撫方法や女性に喜んでもらうピストン方法などが詳しく紹介されている。じっくり読みこんだ筆者は、機会があるごとに少しずつ実践している最中なのだ。
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秘密のお相手募集中です♪
21歳になったばかりの専門学生です。
まっすぐ家に帰る気がしないので、ひんやりしたお部屋で涼みたいです。
まだエッチの経験は少なめなので、優しくリードしてくれる紳士さんを募集です(ハート)
ふたりでドキドキしながら秘密の関係を楽しみませんか?
乗換駅が新宿なのでよろしくお願いします。
書込み日時:07/0* 18:19
受付メール数 :4/15
♀あいり
20代前半
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いつものように出会える系サイトを物色していると、筆者愛用の【ワクワクメール 】でこんな書き込みを発見した。
21歳の専門学生が即エッチを求めているという内容だ。写メは公開されていなかったが、それでも注目を集めているようで、すでに4人もの男性ユーザーが彼女にアプローチしていた。
少々出遅れてしまったが、すぐに筆者も参戦を決意。鼻息を荒くしながらファーストメールを書くことに。
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初めまして。あいりさん。
都内の会社員、ショーイチ・36歳です。
先ほど、あいりさんの書き込みを拝見しました。
優しいくらしか取り柄のない私ですが、ぜひあいりさんとドキドキしたいです。
お返事を貰えたら、私の写メを送りますね。
それを見てもらってからで構わないので、検討してもらえませんか?
では!
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こんな内容のメールをポチっと送信し、すぐにある作業に取り掛かった。
実は、あまりにも話がデキすぎているような気がして、業者の可能性が高そうだと踏んでいた筆者。
そこで、あいりチャンが【ワクワクメール 】に書き込みした前後10分間に絞り、他の出会える系サイトで似たような記述がないかチェックすることにしたのだ。
業者の場合、同じ内容の募集文を複数の出会える系サイトに書き込んで、ひとりでも多くの客を釣ろうとしているケースが多い。だから、ほぼ同じ時間帯で似たような内容なら、素人女性を装った業者の仕込みの可能性が高いのである。
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そんな確認作業をしているところに、あいりチャンから返信が届いた。この時点で似たような書き込みは見つけられなかったので、今回はガチ素人と判断して構わないだろう。
その後、彼女とのメールのやりとりを重ね、あっさりと約束は成立した。
待ち合わせ場所は、新宿アルタ前。約束の5分ほど前に到着し、ドキドキしながらあいりチャンがやって来るのを待った。
待つこと5分。筆者の携帯電話に【ワクワクメール 】経由であいりチャンからのメールが届いた。
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ごめんなさい。今、新宿駅に着きました。
今から向かうので、少しお待ちください。
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彼女がどの路線で新宿に着いたのかは分からないが、どんなにかかっても5分くらいで到着するハズ。それをわざわざ連絡してくるなんて、あいりチャンはかなり礼節をわきまえているようだ。
待ち合わせで女性が遅刻するなんて、日常茶飯事だ。だから筆者は、向こうから連絡がなくても最低10分は待つことにしている。もちろん、そういった場合は、ハラハラドキドキしてしまうのだが、今回は安心して到着を待つことができた。
数分後、ひとりの女性が小走りで筆者に近づいてきた。
ち、ちっちゃ!! ほ、ほっそ!!
息を切らせて筆者の前に立ち、ペコッと頭を下げるあいりチャン。予想以上のロリ体型に驚かされた。
「ご、ごめんなさい。ショーイチさんですよね?」
「あいりチャンだよね。こんばんは」
「本当にお待たせしちゃってすいません」
「謝ることないって。こうやって来てくれただけで嬉しいよ」
「え?」
「まさかこんな可愛いコが来ると思ってなかったから、ビックリしてるんだよ」
「え、や、やだ。そんな可愛くないです」
ここで改めて彼女の顔を観察。元AKB48の北原里英を少しだけ地味にした感じで、厚ぼったい唇がなかなかセクシーだった。
途端に有頂天モードに突入する筆者。いつも以上にテンションが上がり、ついつい早口になってしまいそうになる。
ここで焦ったら、この獲物を逃してしまいかねない。そっと深呼吸して逸る気持ちを抑え、会話を再開させた。
「今日は学校帰りなんでしょ? お腹空いてない?」
「え?」
「もしお腹空いてたら、ご飯でもおごるけど?」
「だ、大丈夫です。遅めのランチだったので」
「そうなんだ。それじゃあ、このままホテルに向かうってことでいいかな?」
「は、はい。お願いします」
こうして挨拶もそこそこに、ラブホテル街に向かうことになった。
あいりチャンを先導しながら横目で品定めする筆者。スレンダー体型なのは間違いなく、オッパイはツルペタといった感じか。体重は、もしかしたら40キロ以下かもしれない。
ってことは、アクロバティックな体位もできそうじゃね?
頭の中で妄想が膨らみ、あっという間に股間が固くなってしまった。筆者はズボンのポケットに手を突っ込み、膨らみを誤魔化しながら会話を続けた。
「それだけ可愛いんだから、学校でモテてるんじゃない?」
「そんなことないですよぉ」
「ホントに?」
「はい。それに、学校はほとんど女子ばっかりなので…」
「あっ、そうなんだ。じゃあ、出会いが少ないのかな?」
「そうですね。学校が終わったらスグに帰宅して、家の手伝いをしなきゃいけないので」
「家は何か商売してるの?」
「はい。飲食系です」
「それは大変だねぇ。あれ? でも今日は大丈夫なの?」
「今日はお店が定休日なので、フリーなんです」
「なるほどね。それじゃあ、お店が休みのたびにこうして遊んでるのかな?」
「毎回ってわけじゃないですけど、今日はなんとなくそんな気分だったので」
ん? そんな気分って、どういうことだ?
突っ込んで聞きたくなったが、ここはグっと我慢。人並み外れたエロ顔の筆者がそんな質問をしたら、引かれてしまうに違いない。
ラブホ街に到着し、いつもよりグレードの高いラブホにチェックイン。個室でふたりっきりになったところで、もう少しエッチな質問をすることにした。
「あいりチャンは、どんなエッチが好きなのかな?」
「ど、どうでしょう? 優しいエッチならだいたい好きですけど…」
「他にはないのかな? あんな愛撫されたいとか、こんな体位でしてみたいとかさ」
「そ、そうですねぇ。具体的なことはお任せします」
「えぇっ、でも何かないのかな?」
「できれば、恋人みたいな感じでしたいです」
「了解!! じゃあ、世界で一番大好きな人とエッチするつもりになるね」
「世界で一番ですか?」
「うん。ダメかな?」
「い、いいえ。それじゃあ、私もそのつもりになりますね」
「うん。ありがとう」
なんてノリのいいコなんだろう。30歳近く年上の筆者に対し、恋人同士のようなプレイを要求してくるとは予想外だった。
普通に人生を送っていたら、こんな経験は絶対にできなかったハズ。しかし、出会える系サイト遊びなら、筆者のようなオッサンでもひと時の夢を見ることができるのだ。
その後、あいりチャンはシャワーを浴びるため浴室に向かった。
いつもならここで一服するところだが、今回は我慢することにした。非喫煙者のあいりチャンに不快な思いをさせないためだ。
シャワーから出てきたあいりチャンと入れ替わりで、浴室に入る筆者。
さて、どうしたもんか?
あいりチャンほど可愛いければ、早漏発射は避けられそうにない。そんなみっともない事態を回避するために、ここで一発シコっておくべきか…。
しかし、問題もある。実は、前日にセフレの人妻と濃厚な2回戦を楽しんでいたのだ。ここで下手に射精すると、タチが悪くなってしまうかもしれない。
結局、迷ったあげくシコることを止め、普通にシャワーを浴びて部屋に戻ることにした。
そして、歯磨きと手洗いをしっかり行ってからベッドインすることに。
「それじゃあ、ゆっくり奉仕させてもらうね」
「えっ? 奉仕ですか?」
「うん。女性に喜んでもらうことが俺にとっての快感なんだ。だから、心を込めて奉仕させてもらうからね」
「は、はい。お願いします」
まずは、長い時間をかけてディープキス。そして、オッパイ愛撫を始める。
あいりチャンのバストはBカップほどで、乳輪は乳房のサイズに比較して大き目だった。まっ、その辺はご愛敬といった感じだ。
右の乳首を優しく吸いながら、左の乳首を指でつまんで左右に軽く振ってみる。すると、あいりチャンはビクビクンッと反応した。
どうやら感度は悪くなさそうだ。となれば、こちらの愛撫にもますます力が入ってしまう。
そんなオッパイ愛撫を堪能した後は、いよいよクンニタイムだ。
「じゃあ、アソコを舐めさせてね」
「は、はい」
いざ股ぐらに潜り込もうとすると、あいりチャンの足はガチガチだった。今さら何を恥ずかしがっているのだろうか?
「ほら、足の力を抜いてごらん?」
「は、恥ずかしいです」
「そっかぁ。じゃあ、もう少し部屋の照明を暗くしようか?」
「は、はい。お願いします」
ベッドイン前にある程度照明を落としていたので、できることなら、これ以上暗くすることは避けたかった。しかし、彼女の羞恥心を軽減させるためなら仕方ない。照明パネルを操作し、もう一段階室内の照明を落とした。
「どう? これなら大丈夫でしょ?」
「は、はい」
「それに、アソコを舐めてる時、俺は目を閉じてるから安心してね」
「わ、分かりました」
目を閉じてマンコを舐めるというのは、嘘でもなんでもない。マン汁の味を堪能する際には、味覚以外の感覚をオフにするのが筆者の流儀なのだ。
あいりチャンが足の力を抜いてくれたので、やっとクンニの体勢が整った。
チュッ、チュ、チュチュっちゅ。
まずは、マンコ全体にキスしていく。素人の学生さんらしく、マン毛の手入れはほとんどされておらず、こちらの頬やあごをチクチクと刺激してくる。
その後、ゆっくりと陰唇をクパァと開いて中の肉を露出させる。
ぷわわぁぁぁん。
露わになった膣口周辺から、淫らな匂いが筆者の鼻を直撃する。
あ、こりゃ生理が近いのかな?
メスの香りに混ざって、鉄っぽい匂いも漂っていた。あいりチャンが、「今日はなんとなくそんな気分」と言っていたのは、生理前ゆえの発情だったのかもしれない。
一通りの分析を終えた後、舌を伸ばして膣口周囲を舐めあげていく。
ピチュ、じゅるプぴちゅ。
ほんのり湿る程度だったマンコは、あっという間にズブ濡れになった。そのマン汁をたっぷり舌に絡めてから、攻撃対象をクリトリスに変更した。
上唇をクリの上数センチのところに押し当てる。こうすることで、クリの皮が上に引っ張られ、お豆ちゃんが露出することになる。
舌と下唇の両方を使って、クリトリスをじっくり刺激。さらに、両手を伸ばし、左右の乳首を同時にコネコネ。筆者の十八番、同時攻撃愛撫だ!
「あっ、だ、ダメ!」
「ん? どうしたの?」
「そ、それ以上されたらイッちゃいます」
「まだまだ舐めてあげるから、何度でもイッていいんだよ」
「で、でも…」
「ん? イキたくないの?」
「ち、違います。ただ、連続で舐められるとくすぐったくなるので…」
「了解。それじゃあ、一度イッたら少し休憩しようよ。それならいいでしょ?」
「は、はい」
愛撫を再開し、徐々に指と舌の動きを速めていく。
「い、いぃ、イイぃぃぃぃぃぃぃぃッ!!」
絶叫と同時に、下半身をヒクヒクと痙攣させるあいりチャン。
クンニを再開して数十秒しか経っていなかったので、まだまだ舐め足りなかったが、約束は守らなければなるまい。水分補給の休憩を挟んでから、プレイを続行することに。
「じゃ、またアソコ舐めてもいいかな?」
「え? も、もう十分です」
「まだくすぐったいのかな?」
「わ、分かりません。でも、私ばっかり気持ち良くなるのはなんだか悪くて」
「何も悪くないって。俺が舐めたいって言ってるだけなんだから」
「で、でもこれ以上されたら、本当に立てなくなっちゃうので」
ここまで言われたら、さすがに引き下がるしかないだろう。
「じゃ、そろそろ入れてもいいかな?」
「は、はい」
「ねぇ、どの体位でしたいか教えてくれる?」
「じゃ、じゃあ、立ちバックでお願いします」
「りょ、了解!」
「立ちバック」と即答したことに少々面食らった。筆者の経験だと、多くの女性はお任せしますとか正常位と答えるのが普通だ。
中にはバックや騎乗位をリクエストしてくる女性もいたが、立ちバックをおねだりされたのは初めてだった。
すでにギンギンに固くなり、先っぽからガマン汁を漏らしていた愚息にコンドームを装着。
ベッド横の壁の前に彼女を立たせ、お尻を突き出すように指示を出す。
「それじゃあ、入れるね」
あいりチャンと筆者の身長差は20センチ以上もあったので、ガニ股のスタンスを取って狙いを定める。そして、先端を膣口にあてがってゆっくりと押し込んでいく。
はぁぁぁ、キッツキツで気持ちいいなぁ…。
マンコの締め付け具合にうっとりしながら、スローペースのピストン開始。
この時、筆者はできるだけかかとに力を込めることを意識していた。これは冒頭で紹介したエッチ教本に載っていたテクニックのひとつだ。
しっかりとかかとを床につけることで、“足ピン”ができなくなり、射精を遅らせることができるのである。
ズンズンずずずんずずずんズン。
童歌のずいずいずっころばしのリズムで軽やかに腰を振る。
確かに長持ちしそうだ…と思っていたら、ピストンを始めて数分経ったところで、あいりチャンが突然腰を使い始めた。
筆者のリズムに合わせ腰を左右に振り、膣内の横壁でチンコを締め上げてくるあいりチャン。
あっ、こりゃヤバい!!
予想外の反撃を喰らい、あっという間に追い込まれてしまった。
“最後は正常位でキスしながら果てたい!!”と考えていたが、ここで体位を変更するのはあまりにも危険だ。チンコを引き抜いた際の刺激で、射精してしまう可能性が非常に高い。
だったら、このまま果てるしかない!
そう決めた筆者は、ピストンスピードを速めながら「もうイクよっ!」とあいりチャンに声をかけた。すると、彼女の腰の動きは、さらに早くなった。
ふぅ。
最後はお互いの腰をブツけあうような激しいピストンになったが、チンコが外れることなく無事に発射することができた。
射精後も彼女の腰をがっしりと抱え込み、余韻をたっぷりと味わう。そして、数分ほどしてからチンコを引き抜いた。
「ありがとう、あいりチャン。すっごく気持ち良かったよ」
「わ、私も、気持ち良かったです」
「でも、挿入じゃイケなかったでしょ?」
「いいえ。私もイキましたよ」
「えっ? 気づかなかったよ」
「最後の激しい時だったので、気づかなかったんですよ」
「あっ、そうか。夢中で腰を振ってたからだね」
「そうだと思います」
社交辞令なのかもしれないが、あいりチャンはピストンでもイケたと申告してくれた。
その後、帰り支度の最中に連絡先を交換し、再会を約束。駅の改札口まで彼女を見送っていき、デートは終了した。
そのまま近くの喫煙所で、数時間ぶりに一服。紫煙をくゆらせながら、やはり浴室でシコっておくべきだったと反省。次にあいりチャンとデートする際は、後悔しないよう全力を尽くしたいものだ。
(文=所沢ショーイチ)
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