スタイル維持のためにトレーニングで鍛えている女性の体というのは、実にエロい。
細い腰回りに引き締まった尻、女性特有の美しいボディラインは、ことさらピタッとした服を着なくても、男の目には魅力的に映るだろう。
ちなみに、これは男女共通なのだが、体を鍛えることが好きだったり、継続してトレーニングを続けられる人は、深層心理的にマゾヒストと言われているそうだ。
自身の体をいじめ抜くことが必要とされるトレーニングは、自分を苦しめるという行為にほかならず、M気質でなければ耐えられないのだとか。
そんな自分をいじめることが大好きな「インストラクター」なる職業に就いていた女性が、私の店で働いていたことがある。
今回は、その時のことを振り返ってみようと思う。
【風俗嬢と体の関係~マキの場合~】
「えぇ? ジムのインストラクターしてるの!?」
「あははは! そーなんですよ!」
向かいに座るポニーテールの女性は、笑いながらそう話した。
彼女の名前はマキ。求人案内でウチの店に面接に来た、言うなればダイヤの原石である。
なぜ彼女がダイヤの原石なのか、そんなの決まっている。
容姿がある程度良くて、性格にも問題ないとなれば、風俗店では誰でもダイヤの原石なのだ。
加えて、彼女はジムのインストラクターというだけあって、とてもいやらしい体つきをしていた。
本物のダイヤモンドになれる可能性は十分にあった。