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ふと、ここ20年近く冠婚葬祭に呼ばれていないことに気がついてしまった。最後に礼服を着たのは、親戚の結婚式に呼ばれたのが最後だったような気がする。
そもそも知人や友人と呼べる存在がほとんどいないので、親類縁者以外の冠婚葬祭に参加したこと自体、たったの1回しかない。
きっと筆者の葬式も、参列者が数えるくらいしか来ないだろう。そんな様子を両親には絶対に見せたくないので、意地でも親より先に死にたくないものである。
まっ、こんな“ぼっち”人生を送ってきたわけだが、後悔する気持ちは微塵もない。来世も友人関係や仕事関係より、エッチなことを優先させる人生でありたいものだ。
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今から新宿でどうですか?
34歳の人妻です。
急なんですが、時間ができたので…
今から新宿でお会いしたいです。
あまり多くは求めません。
ただ優しい人であれば…
5月2*日18時11分
受付メール数:0/5
♀みおり
34歳
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いつものように複数の出会える系サイトを物色していると、筆者愛用サイトのひとつである【イククル】でこんな書き込みを発見した。
なんとも不思議な書き込みだ。がっついておらず、あまりヤル気が感じられない。どことなくミステリアスな感じもするが、こんな書き込みでは男性陣の反応は薄いはずだ。
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しかし、この気だるい感じの内容に興味を持った筆者。この34歳主婦の容姿は? エッチで乱れさせたらどうなるのか? と、妄想を膨らませながら、アプローチを開始した。
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初めまして。みおりさん。
都内の会社員、ショーイチ・38歳です。
先ほど、みおりさんの書き込みを拝見しました。
優しいくらいしか取り柄のない私ですが、
是非みおりさんと楽しい時間を過ごしたいと思います。
お返事いただけたら、私の写メを送ります。
それを見てもらってからで構わないので、
検討してもらえたら嬉しいです。
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こんなファーストメールを送信。すると、5分もしないうちに返信が届いた。そこからいつものように数回メールをやり取りし、アッサリと約束が成立したのだった。
待ち合わせ場所は、新宿アルタ前。周囲に視線を走らせながら待っていると、ほぼ時間通りに、メールで聞いていた通りの服装の女性を発見した。
ムムっ? ちょっと太めか?
その女性は、漫画家・浜田ブリトニーが太っていたころのような体型だった。
しかも、髪の毛の色は茶色!! 34歳の人妻ということで、勝手に黒髪を想像していた筆者は、ギャルみたいな髪型にビックリした。
決してアタリとは言えないが、大ハズレでもない。だったらイクしかない。ゆっくり彼女に近づき、声をかけた。
「こんばんは、みおりチャンだよね?」
「あ、はい。ショーイチさん?」
「うん。さっき【イククル】で約束させてもらったショーイチだよ。今日はよろしくね」
「はぁい。こちらこそお願いします」
やけにテンションが高いみおりチャンは、笑顔で答えてくれた。
家族以外の女性から笑顔を向けられることがほとんどない筆者は、彼女のような愛嬌ばっちりの女性にはあまり免疫がない。
ということで、多少容姿に問題があっても、その笑顔を見た途端、可愛いと勘違いしてしまう。
「実際の俺って、こんな感じだけど大丈夫? 引いてない?」
「え? どうしてですか?」
「ほら、送った写メよりずっとエロそうでしょ?」
「ええっ、そうなんですか? それはそれで嬉しいかも」
「そ、そうなんだ」
「ショーイチさんこそ、私みたいなのでガッカリしてません?」
「とんでもないよ。ほら、俺の顔をよく見てごらん?」
「えっ?」
「さっきからずっと楽しそうな顔してるでしょ?」
「は、はい」
「みおりチャンが可愛いから、楽しそうな顔をしてるんだよ」
「またまたぁ、いきなり上手ですねぇ」
「お世辞なんかじゃないよ。こう見えても、俺は正直者のショーちゃんって言われてるんだから」
「フフフ、ショーちゃんですか。じゃあ、私もそう呼んでいいですか?」
「お、おう。もちろんだよ。それじゃあ、歩きながら話そうか?」
「はぁい」
こうしてアルタ前からラブホ街に向かって歩き始めた。ここで、みおりチャンは肩が触れんばかりに筆者に近づいてきた。
人妻さんとデートする場合、万が一知り合いに目撃されても大丈夫なように距離を保って歩くのが癖になっている筆者は、この近さに驚いてしまった。
「みおりチャンは、よく新宿には来るのかな?」
「いいえ、家が遠いので滅多に来ませんね。だいたい2年ぶりかも」
「そうなんだ。それなら知り合いに見られる心配もなさそうだね」
「そうですね。でも見られても、知り合いって言い張るから大丈夫です」
普通の人妻なら感じるであろう“後ろめたさ”が、みおりチャンには一切なかった。相当遊び慣れているのか、それとも単純に鈍感なのか…。
「みおりチャンは、よくあのサイトで遊んだりしてるの?」
「うーん、去年から始めて、実際に会うのは今日が5回目くらいです」
「そうなんだぁ」
「ショーちゃんはどうなんですか?」
「お、俺? 月に数回って感じかな」
「へぇ、結構遊んでるんですね。意外だなぁ」
「そう? 遊んでないように見える?」
「はい。真面目そうに見えたから」
「そんなことないって。俺って、清く明るく正しいスケベだからさ」
「フフフ、それじゃあ私と同じですね」
「へ、へぇ、そうなんだぁ」
どうにもコチラのペースが乱れてしまう。彼女の書き込みからにじみ出ていたミステリアスさは感じられず、呆れてしまうほど明るくてノリノリだったからだ。
しかし、筆者はこういう女性も大好物なのである。こうなったら、みおりチャンのノリにとことん付き合い、思いっきり楽しむしかないだろう。
そうこうしているうちにラブホに到着。無事に部屋に入室し、おしゃべりを再開させた。
「みおりチャンは、どんなエッチが好きなのかな?」
「え?」
「優しくするのは当然だとして、他に要望があればぜひ教えてほしいな」
「うーん、優しくてラブラブな感じだったらそれで充分です。ショーちゃんはどうなんですか?」
「お、俺? 俺はとにかく女性に喜んでもらうのが大好きなんだ」
「えぇ? そうなんですか? どうせならショーちゃんにも喜んでほしいんだけど…」
「大丈夫だって! もうすでに喜んでるんだからさ」
「フフフ、やっぱり優しいし、女性の扱いも上手ですね」
「え?」
「人柄って言うんですか? すごく安心できるタイプですよね?」
「う、うん。死んでもみおりチャンの嫌がることはできないので、信じてもらって構わないよ」
「はぁい。ありがとうございます」
その後、別々にシャワーを浴び、ベッドインした。
「それじゃあ、俺のほうから奉仕させてもらうね」
「はぁい」
「痛かったり、嫌なことがあったらスグに言ってね」
「わかりました」
「それと、物足りなかったりしたら遠慮しないでダメ出ししてね」
「フフ、そんなに気を使ってくれなくても平気ですよ」
「り、了解」
軽めのキスから始め、徐々にディープキスへと移行。みおりチャンも積極的に舌を使ってきたので、アッという間にふたりの口内からグチョグチョと唾液が絡み合う音が漏れてきた。
そんなディープキスだけで、体をヒクヒクと反応させ、息を荒げてきたみおりチャン。
ウヒっ、こりゃあ感度が良さそうだなぁ…。
やはり反応の分かりやすい女性とのエッチは楽しいものだ。
身も心もノリノリになった筆者は、股間をギンギンに固くさせながらディープキスをたっぷりと堪能したのだった。
お次はオッパイ愛撫の時間だ。みおりチャンが、体にきつく巻いていたバスタオルをはぎ取っていく。
中から現れたのは、推定Cカップほどのオッパイ。ふくよかな体型のわりには小さめサイズだ。しかし、今回はオッパイに期待していなかったので、裏切られた感は少ない。
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片方の乳首をクチに含み、もう片方の乳首を指でつまんで愛撫を開始する。
こちらの愛撫の強弱にあわせ、みおりチャンの反応も変化していく。
その様子は、楽器を奏でているような感じだ。
こうなると、ますます愛撫に力がこもってしまう。
こうして、痛みを与えないギリギリのラインを探りながら、10分以上オッパイと戯れた。
ここでいよいよクンニタイムだ。
ダブついている彼女の三段腹は見なかったことにして、股ぐらに潜り込む。
ペカーッ!!
まぶしいくらいにツルンツルンのパイパンマンコ。多少の黒ずみはあったものの、左右対称の綺麗なマンコだった。
その味を確かめる前に、ゆっくりと鼻先を近づけて深呼吸してみる。
匂いはほとんど感じられず、ほのかにボディソープの香りが漂っているだけ。
ヌメヌメと光っている膣口に舌先をあて、その味を確かめてみる。
くーっ、美味し!!
舌に心地よいメスの味だ。これなら一晩中でも舐めていられる。
ここから、遠慮なく全力クンニを叩き込んでいくことにした。
上唇、舌、下唇の三つのパーツを駆使して、クリ、尿道口、膣口を同時に愛していく。
さらに、鼻先でクリトリスをコネコネしながら、顔面をマンコに密着させる。
プハーッ、なんたる充足感!!
女性の腹の上で死ぬのが男の本懐とも言われているが、筆者は違う。もし死に方を選べるなら、マンコに顔面を埋めて逝きたいと即答するだろう。
みおりチャンの反応もますます過激になり、腰をガクガクさせながらこちらのクンニを楽しんでくれた。
クックっく、それじゃあもっと乱れさせてやんぜ!
マンコ全体にキスの雨を降らせながら、中指を挿入する。
ニュリュリュるぎっちギチ
入口周囲はにゅるにゅるだったが、奥はギッチギチに締まっていて、指先がきつく締めあげられた。
奥までしっかり濡れているので痛みは与えていないはずだが、この締め付け感では激しく指先を動かすのは危険だろう。
キリキリと万力のように締め付けてくるマンコに抗って、ゆっくりと中指の第二関節を曲げていく。そして、いったんクンニを中断し、手マンだけに専念することにした。
Gスポットをコネコネ、最奥部をツンツン。指の腹の部分だけで、マンコ内部のスィートスポットを探っていく。
しかし、手マンに専念したあたりから、彼女の反応が急に薄くなった。さっきまでガクガクと暴れていた腰は死んだように動かなくなり、アヘ声も一切聞こえなくなってしまった。
ムムっ? なんだこの落差は?
だが、この程度の事態で慌てふためく筆者ではない。きっとみおりチャンは、中派ではなく外派なのだろう。そこで、手マンを続けながらクリ舐めを再開することにした。
「い、いぃぃぃっ!」
なんて分かりやすい反応なんだ。クリトリスを舐め始めた途端、大声をあげて感じ始めるみおりチャン。腰の動きも復活して、体全体で気持ち良くなっていることをアピールしているかのようだった。
こうして、たっぷりマンコに奉仕していると、ついにその時が!
「あ、っくぅ、イッくぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
絶叫と共に、マンコの締め付けがグンと増した。それは、強制的に中指を真っすぐにするほどだった。
その後も、余韻を味わってもらうべく手マンとクリ舐めをゆっくりと継続。5分ほど経ってから指を引き抜き、クンニを終わらせた。
「大丈夫? 疲れたりしてない?」
「は、はい。こんなに深くイッたのは初めてかも」
「深く?」
「軽くイクのとは違って、ズシンと深くイッたって感じです」
「そ、そうなんだぁ。それなら良かったよ」
「ショーちゃんは疲れてたりしません?」
「全然平気だよ。まだまだ舐め足りないくらいなんだから」
「フフフ、でも本当に上手ですね」
「そんなことないって。テクニシャンでもなんでもないし、ただ全力で優しく愛撫させてもらっただけだよ」
「そんなことないですって。すっごく気持ち良かったんですから」
「ありがとう。それじゃあ、ちょっと水分補給の休憩をしようか?」
ちょっと休憩した後、攻守交替。みおりチャンは、仰向けになった筆者に覆いかぶさり、ディープキスを仕掛けてきた。
彼女の愛撫はとても荒々しく、Mっ気の強い筆者にしてみれば大歓迎。ギンギンに固くなった愚息は暴れまわり、彼女の腹部や腰に当たってしまうほどだった。
その後、乳首舐めを経て、フェラチオが始まった。
いきなり根元まで咥えて、頭部を上下に激しく動かしてくるみおりチャン。
お、おふぅ。
詫びも寂も感じられないアグレッシブなフェラで、思わず「欧米かよっ!」と突っ込みたくなってしまった。
だが、このフェラは彼女の好意の表れだろう。ここでフェラの仕方に注文をつけるのは、ナンセンスというものだ。
歯を食いしばりながら耐えようとするも、みおりチャンの動きは一向に止まらない。
このままだと暴発してしまう!
そう感じた筆者は、腹筋の力だけで上半身を起こし、フェラを中断してもらうべく彼女に話しかけた。
「も、もうダメ。みおりチャンのマンコに入れたいよ!」
「え? もうですか? 舐め始めたばかりですよ」
ほんの数分のフェラだったが、筆者にとっては物すごく長い時間のように思えた。
好意を無下にするのは心苦しいが、挿入前に発射するような事態はどうしても避けたかった。
なんとかみおりチャンに納得してもらい、コンドームを装着。そして、正常位の体勢でゆっくりとチンコを挿入した。
根元まで挿入し終えたところで、みおりチャンの顔に異変を感じた。どことなく苦しそうなのだ。
「大丈夫? もしかして痛かった?」
「へ、平気です」
「みおりチャンのアソコ、すっごくキツいね」
「そ、そうですか?」
「だから、激しく動かずにゆっくりと動くね」
「は、はい。お願いします」
なめくじが這うような速度で愚息をゆっくりと出し入れするも、みおりチャンは眉間に縦皺を刻んで苦しみに耐えているような顔のままだった。
あっ、そうか!! 彼女は外派だったんだっけ。
思い出した筆者は、上体を起こして右手の親指でクリトリスをコネコネとイジってみることにした。
だが、みおりチャンの口からはアヘ声が聞こえず、表情も硬いままだった。
そんな彼女を見て、申し訳ない気分になってしまった。こうなったら、さっさと発射してあげるのが良策だろう。
いつ発射してもいいんだよ、と心の中で愚息に声をかける。リミッターを解除された愚息は、いつものようにスグに結果を出してくれた。
ふぅ。
大量のザーメンをゴム内に吐き出し、無事射精した。
いつもなら発射後もピストンを続け、残り汁を出し切るところだ。しかし、発射後もみおりチャンの顔は苦しそうで、早々にチンコを引き抜くことにした。
「ゴメンね。挿入じゃ気持ち良くなれなかったでしょ?」
コンドームを外しながら彼女に聞いてみた。
「ゴメンなさい。まだ中の気持ち良さが分からなくて…」
「やっぱり痛かったのかな?」
「はい。少し…」
「ちゃんと中まで濡れていたから、大丈夫だと思ったんだけど。俺が焦っちゃったせいかな?」
「いいえ。いつもよりは全然痛くなかったです」
「それならいいんだけど」
「それに、入れる前にたくさんイケたから満足です」
「そっかぁ。それなら安心したよ」
その後、帰り支度しながら連絡先を交換。しかし、挿入で痛みを与えてしまったという罪悪感から、筆者の口数は極端に少ないのだった。
気まずい雰囲気のままホテルを出て、駅前まで彼女を送っていくことに。
「じゃあ、また機会があったら気軽に連絡してね」
「はい。今日はどうもありがとうございました」
こうしてデートが終了。再会を約束したものの、二度目のデートが実現することはまずなさそうだ。
早漏で短小な筆者は、挿入で相手をイカせるのが難しいのは百も承知だ。でも、愛撫でたくさんイッてくれた女性が、挿入でウンともスンとも言わなくなると、悲しみが倍増してしまうのだ。
はぁ、本当にセックスというのは奥が深いなぁ。もっともっと経験を重ね、精進せねば。反省しきりの筆者なのだった。
(文=所沢ショーイチ)
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