【元デリヘル店長の回想録】エロい雰囲気がたまらない年上風俗嬢の家に転がり込んだ話~前篇~

【事務所でまさかの指フェラ】

 アカコが入店して2週間ほど経った頃、二人きりになる機会があった。

 その日は出勤キャストも少なく、他のスタッフも早めに切り上げさせて私が最後に店まで残った日である。

 実をいうと、この時は別にアカコに手を出そうと思っていなかった。

 本当に、偶然彼女と二人きりになる機会ができてしまっただけなのだ。

 パソコンに向かっている私の隣に椅子を持ってきて、アカコは話しかけてくる。

 しばらく相槌を打ちながら話していると、突然ピタリと会話を止め、こちらをジッと見つめてきた。

 それに気付いた私は、数秒見つめ返したあと、テラテラと潤う彼女の口元に指で触れてみた。

 彼女は嫌がる素振りを見せず、その指を受け入れ、そのままくわえ込んだ。

 口の中では、舌先でチロチロと私の指先を舐めたり、舌の腹でペロリと舐めあげたり。

(もし…この舌技をフェラでされたらどんなに気持ちいいだろう…)


 そんな想像をして、思わずゴクリと喉を鳴らし彼女を見直すと、上目遣いでまだこちらを見つめていた。

「アカコさん、すごくフェラ上手そうだね」

「んふふ、そう?」


 ぬるるっと、指から口を離す際に唇が指にまとわりつく感触に、たまらなくゾクゾクした。

 我慢できなくなった私は、事務所の出入口に内側からカギを掛けて、アカコの手を引きソファーまで移動した。

「ねっ、アカコさんに舐められて我慢できなくなっちゃんたんだけど…。気持ち良くしてくれない?」


 二人でソファーに腰掛け、少し恥ずかしそうなふりをしてお願いしてみる。

 こういう接し方の方が、年上の女性は喜ぶような気がしたからだ。

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