いちゃキャバの女の子とデートしてホテルへ ~ナンパ珍体験~

※イメージ画像:Getty Imagesより

 

いちゃキャバでドストライクの女の子を発見


 普通のキャバクラでは女の子と隣に座って一緒にお酒を飲めるが、当然ながらお触りは禁止。セクキャバは女の子が隣に座りお触りもOKだが、どうしてもお触りがメインでお酒はあまり楽しめない。ということで、私がハマったのが“いちゃキャバ”だった。

 女の子とイチャイチャし、恋人気分を味わいながらお酒を楽しめる “いちゃキャバ”。サイトを回ってお店を探してみると、40分3000円で飲み放題というところを見つけ、安さに魅かれ行ってみることにした。

 そのお店のシステムは、10〜15分ごとに女の子が入れ替わって隣に座り、恋人同士のように接客してくれるというもの。店内は仕切りのようなものはなく、他のお客さんが何をしているのか丸見えで、少し照れる。

 最初についてもらった女の子は、少しギャル系の女の子だった。話すのが好きなコで、会話も弾む。次のコはお姉さん系で、おっとりとした雰囲気が母性を感じさせ、たくさん甘えることにした。

 こうして、時間になる度に女の子が代わっていったが、次についたコがドストライクだった。

 肩の少し下あたりまで伸びた軽くウェーブがかかったセミロングの黒髪に、おっとりした雰囲気。絵に描いたような清楚系だ。こんなコがつくなんて!と、会った瞬間からドキドキが止まらなかった。

 僕の隣に座った彼女は、「あやかです、よろしく」と笑顔で挨拶し、手を握ってきた。あやかちゃんは大学生で、サークルの話などで盛り上がる。この時、入店から40分が過ぎようとしていた。

 隣にかなりタイプの女の子がいるのに、このまま帰るのはもったいない。ということで、当然のように延長、そしてあやかちゃんを指名した。

 そのことをあやかちゃんに伝えると、

「私、入店したばかりで…初めて指名してもらえて嬉しい!」


 と喜んでくれた。自分が“初めての”指名客と言われ、テンションも否応なしに上がった。その後、あやかちゃんを抱き寄せ、恋人同士のようにお酒を楽しんだ。

 楽しい時間が過ぎるのは早く、あっという間に延長タイムも終了。すると、あやかちゃんから

「またお店に来てほしいし、LINE交換しよ?」


 と言われた。こういった店は連絡先交換が禁止だったりするし、仮に交換できたとしても営業がほとんどだ。そんなことは百も承知だが、好みのコということですっかり舞い上がってしまい、あっさり連絡先を交換した。

 次の日、あやかちゃんから

「昨日はありがとう! 楽しかった! また一緒に飲もうね」


 という内容のLINEが届いた。もう一度あやかちゃんと飲みたかったので、次の出勤日を聞き、その日を楽しみに待った。

 そして当日。お店に行き、ボーイさんにあやかちゃんを指名したいと伝える。店内でしばらく待っていると、あやかちゃんがやってきて

「また会えて嬉しい!」


 と言いながら横に座った。結局、この日も延長し、2時間ほどイチャイチャしながらお酒を楽しむことに。

 飲んでいるうちに、お店の中だけでなくプライベートでも楽しみたいという思いがどんどん強くなっていった。

 たった2回指名しただけで、あやかちゃんがどう思っているかは分からなかったが、一か八か帰り際にデートに誘ってみることを決意した。

 帰る間際、あやかちゃんに

「今度時間あれば、一緒においしいお店で飲みたいね」


 と言ってみた。すると、あやかちゃんからは

「嬉しい! それじゃ今度連れて行って!」


 という返答が! 案ずるより産むが易しとはこのことか。

 もちろん、ここまできたらお持ち帰りまで狙おうと思い、お店を選ぶことにした。普段、初デートでカップルシートを利用することはあまりないが、あやかちゃんとはお店で抱き合いながらお酒を飲んだわけだし、横並びで座れるお店にした。

 デート当日、カップルシートを選んだことが吉と出る。お酒を飲み始めて1時間ほどすると、あやかちゃんはお店にいた時のように僕に甘え始めた。この時、このままホテルまで行けると確信した。

 僕が「場所変えてゆっくりできるところで飲む?」と言うと、あやかちゃんは「うん」と素直に僕の誘いに応じた。店を出てホテルに向かい、そのまま熱い夜を過ごした。

 女の子を落とす目的でいちゃキャバを利用したわけではないが、結果的にはこういうことに。まぁ、こうした出会いもあるってことで。

(文=拓)  

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