【値引き交渉に応じたように見せて、顧客に満足感を与える】
値引き交渉すると、「では特別に…」という具合にある程度の値引きに応じてくれることがありますが、実際は店舗にとって想定内である場合が多いです。
そもそも受付をしている様な末端スタッフに、利益に響くほどの値引きはできません。
ホームページに記載されている金額よりも安く利用できた!と思っても、実際は別のサイトで宣伝しているイベント料金であったりします。
それを、さも「お客様は特別に…」という雰囲気を出して値引きすることによって、顧客へ満足感を与えるのです。
交渉で値段が下がっても、“あぁ、これがこの店の普通の値段なんだな”と、割引に対して一喜一憂しない様にしましょう。
変にその割り引いてくれたことに対して満足感を得てしまうと、スタッフの思うつぼです。
【フリーで遊ぶことの落とし穴】
店員に好みを伝えてある程度のタイプ合わせをしてくれる、料金も安くなりやすいという特徴があるフリーは、顧客にとって利用のしやすい制度です。
しかし、指名せずに店舗に任せるこの遊び方は、非常に店舗にとって美味しいお客様になります。
というのも、冒頭で説明した通り店舗のスタッフは、仕事のついていないキャストに優先的に仕事を回すからです。
フリーであれば、お客様に対して技術性の高い接客をすることなく、店舗の都合に合わせてキャストが案内できます。
“指名しない=店舗に主導権を握らせてしまうこと”、だということを忘れてはいけないのです。
また、ダミーパネルを使った接客の応用として、「このオススメできない子たちは、必ずフリーから外して案内します!」といった言い回しで顧客を信用させる方法もあります。
“ハズレが来ないならいいかな”という顧客の心理を上手く利用した接客と言えるでしょう。
必ずしもフリーがいけないという訳ではありませんが、風俗店を利用するならば、できるだけ指名したいと思うキャストを決めておくべきです。
店舗にとって“都合のいい客”として扱われない様に、こういった考え方を身に着けておきましょう。