【ダミーパネルを使って信用を勝ち取ろうとする】
在籍数の少ない店舗なんかでは、ダミーパネル(実在しないキャストの写真)を使って、顧客を信用させようとするスタッフもいます。
本来、店舗スタッフが「この子はあまりオススメしません」という接客はできません。なんらかのカタチでその情報が本人の耳に入ってしまえば、店舗を辞める原因になり得るからです。
しかし、ダミーパネルを使用することで、“キャストを貶める様な発言をスタッフはしない”という先入観を逆手に取るスタッフがいます。
実在しないキャストであれば、いくら貶める発言をしたところでリスクはありません。
「内緒なんですが、この子はこういう理由でお勧めできません」
「正直やめさせようと思ってて…」
なんて風に、顧客に正直な店員を演じます。こうすることで、お客様に“この店員は正直だ”という印象を与えて、自分の思い通りに動かせる様に信じ込ませるのです。
こういったダミーパネルを見極めるためには、そのキャストが店舗に実在するのかどうかを確かめる必要があります。
店頭で受付を行っているのであれば、ホームページをチェックしてみて在籍一覧や出勤予定に入っているかを見てみましょう。WEB上に掲載されていなければ、ほぼダミー確定です。
あとは、そのキャストについての特徴について突っ込んでみたり、実際に入ってみたいと思っている様な演技をすれば、相手はたちまち焦り始めるでしょう。
逆にデリヘルなどWEB上の情報を見ながらの受付の場合、写メ日記等のコンテンツが更新されているかどうかを確認してみます。
ダミーパネルであれば、ほとんどそういったコンテンツが更新されていません。判断の材料としては十分であると言えるでしょう。
上記の様なスタッフの対応に対して、“コイツは正直な店員だ!”と思う前に、一度その信憑性を確かめる必要があるのです。