【公営風俗のセキュリティがぼったくり】
赤線エリアが広がっているのは、この入口の中みたいだ。
ヨーロッパの飾り窓とは違い門番が立っていて、自由に中に入ることはできない形になっている。
金属探知機のような機械も置かれている。
中の様子をのぞいてみたところ、入口の奥は建物ではなく、路地が続いているようだ。
セキュリティ「ハロー! ここはSEX Houseだよ。入場料を払ってね。そしたら中に入れてあげるから」
なんだ! 外国人大丈夫じゃん! 心配して損し……あれ?
入場料!?
調べた範囲では、入場料がかかるなんて情報はなかった。
JOJO「入場料はかからないって聞いてるけど」
セキュリティ「いや、かかるよ。50リラだ」(当時のレートで約2000円)
これ本当かな…。
セキュリティの男がいまいち信用できずに周囲の様子をうかがっていると、地元民とおぼしき若者たちはIDチェックだけ済ませて中に入っていく。
お金を払っている様子はない。
JOJO「おかしいじゃん。あいつら入場料払ってないし」
セキュリティ「トルコ人は無料。外国人は50リラだから」
そんなことはないだろう。このセキュリティは嘘をついている。そう確信した。