【元デリヘル店長の回想録】別段可愛くもないけど、やたらと本指名を取れるキャストの特徴と仕事に対しての考え方

※イメージ画像:Getty Imagesより

 風俗業界に身を置くキャスト達は、如何にして本指名を獲得しようかを常に考えている。

 特に大きな金額を稼ぎたいと目標を持つキャストは、ルックスを磨いたり、営業メールをマメに行ったり、顧客ノートを作成したりと、一般社会の営業マン顔負けの努力をしているのだ。

 一昔前の、働き手よりも顧客の需要が高かった風俗黄金期ならこの様な努力は必要なかったのかもしれないが、働き手が顧客需要を超えてしまった現在の風俗業界ではこういった活動は必要不可欠である。

 そしてそんな努力を実らせ、超売れっ子として大成するキャストは大勢いる。

 だがその中には何故か見た目もパッとしない、気遣いが出来る様にも見えない、普通に見れば『売れないであろう』キャストが混じっていることがあるのだ。

 本記事では過去に私が出会った、普通の風俗嬢とは違う女性について紹介していきたいと思う。

【特殊なタイプの風俗嬢『優香』】
 私が昔店長を務めていた店舗に、業界未経験の新人として入ってきた優香(仮名)は、金髪に少し濃いめのギャルメイクを施したいわゆる『白ギャル(色白ギャル)』だった。

 彼女は派手な見た目の割におっとりとした性格で、柔らかい物言いが特徴的ではあったが、特別大きな魅力を感じられたわけではない。

 また当時私が担当していた店舗は素人系と清純系がコンセプトであったため、優香を雇用することを少々迷ったが、新人の入店率が低迷していたこともあり、彼女を雇うことに決めた。

 優香は業界未経験ということもあり、入店後は多くのお客様が彼女を指名し、新人としては十分な給料を稼いだ。

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