去る3月16日・17日の両日、『視姦距離格闘祭-2018』なるキャットファイトの大会が開催された。
場所は『BAR & FIGHT 地下闘技場』という東京・新宿歌舞伎町のラブホテル街にあるアミューズメントバー。地下1階にある同店は、店内の中央にミニサイズのリングが設置されていて、“地下キャットファイト”といった趣である。
ちなみに同所のリングは、四方をロープではなく鎖で囲われた特注のもの。そのためロープに振っての攻撃などはできないが、独特の照明に照らされた銀色の鎖が妖しい光を放ち、なんともいえない雰囲気を演出している。
初日の16日は『新宿ピンク花月』と題されたもので、通常の大会とは違い、対戦カードは当日発表された4試合。しかし、第3試合に予定されていた範田紗々vsきゃんでぃぺろみが、きゃんでぃの諸事情で出場が不可能になり、全3試合になることがアナウンスされた。また、ラウンドガールやラウンド間の選手インタビュー、アイドルによるパフォーマンスもなしとのこと。つまり、闘い重視ということなのだろう。
第1試合は、羽柴まゆみvsアザゼル★桃娘。蹴り合いからの寝技の攻防という展開が続く。結局、格闘技経験が豊富な羽柴が、胴締めチョークスリーパーでアザゼルからタップアウト奪った。
いつものキャットファイトとは違う、色気よりも緊張感のみがリングを支配するという、らしからぬ雰囲気に包まれた第1試合後のこと。第3試合に出場予定であった範田紗々がリングに入り、羽柴に「きゃんでぃはオマエの弟子だろ?」という理由から、きゃんでぃの代わりに試合出場を要求。1日に2試合となる羽柴は、渋々ながらこれを了承。なんとなく不穏な空気が漂う中、アザゼルの罰ゲーム披露があって次の試合へ。
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