【ガチンコ素人ハメ撮り地獄変】闇金に売られて出演した女


 闇金で借りるなんて最悪の選択をしただけあって頭の悪さが顔に出ていて、残念なルックスばかり。よほどマニア向けか有象無象でも人数を必要とするAVでもない限り、彼女らが必要とされる現場はなさそうだ。そして、そんな作品に事業として成立するほどのギャラは到底見込めない。

 「人間の戸籍を持っていそうな女がいたら、また連絡してください」と立ち上がろうとしたところ、ひとりだけ人間っぽい女が写っていた。

 名前を「くるみ」といい、当時キャバ嬢の間で流行っていた巻き髪&派手なメイクと、水商売丸出しで好みは分かれるところだが素材は悪くない。聞けば、六本木のキャバクラで働いていたがホストに狂ってこんなところの宣材写真に納まったという。

 闇金業者はこちらの目の動きを見て、「カメラテストと思って雑誌に使ってよ」と仰る。断る理由をことごとくふさがれ、仕方なくご登場願うことになった。

 これまで前後にさまざまな問題があったとはいえ、個人の意思によって誌面に掲載していた。ところが今回は、自由意志のじの字もない。当然くるみの目は空虚そのもの。掲載に関する契約書にサインするものの、

 
「果たしてこのサインは有効なのだろうか?」

 
 と考えずにはいられなかった。基本的に撮影なんて気が進むものではないが、虚ろな目をした女とのハメ撮りなんて誰も得しない。ダウナー系のドラッグをキメまくったネーチャンとファックしていた方がまだマシだ。従って、撮影は極めて事務的に終わった。

 
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