【スナックで語られるエロ話】
都内屈指の繁華街の外れで30年以上続く庶民的な小さなスナック。近くにはオフィス街があり、会社帰りのサラリーマンが気さくで人情深いママの人柄に惹かれて訪れる。
そんなスナックで、私は2~3年前までママのお手伝いとして働いていた。店内で飛び交う会話は、上司の愚痴から下ネタまで。お酒が深くなるにつれて後者の話が多くなる。時には、話を聞いているだけで私のアソコが濡れてきちゃうエッチな話も…。
【40代会社員A】
忘年会シーズンを迎え、団体客などで賑わう店内。Aはひとりでカウンターの端の席に座っていた。Aも会社で忘年会があり、その帰りに立ち寄ったという。
お店の近くにある製造メーカーの本社で営業職として働いているAは、1~2か月に1度のペースでこの店を訪れる。
会社では中間管理職という立場上、上司と部下の板挟み、家庭では妻の尻に敷かれていると、自虐的な笑い話で女子たちを笑わせる。
一年も残すとろこ2週間ほどだったこの日、話題はいつしかお正月の予定に。年末年始、実家に帰省するというAは、大学時代に帰省した時のエッチな体験談を語りはじめた。
【幼馴染と田んぼの真ん中で】
大学進学と同時に秋田から上京したんだけど、学生時代はバイトが忙しかったり友達と遊んだりで、あまり実家に帰らなかったんだ。でも大学4年の秋、今の会社の内定ももらっていたし、単位もとれてたから時間もあって、実家の稲刈りを手伝うために帰省したんだ。
稲刈りも一段落したころ、久しぶりに地元に残っている同級生で集まろうってなったんだ。といっても、田舎は山と田んぼしかない山間部で、一番近い居酒屋だって車で20分くらい走らないといけなくって(笑)。
まぁ、帰りは代行を呼べばいいってことになって、友達4人で軽自動車に乗って繁華街に繰り出したんだ。
気のおけない仲間ということで大衆居酒屋に入ったんだけど、ビールを運んできた女の子の顔を見て驚いた。だって、幼馴染で初恋のB子だったんだよ!