■喜びよりも驚きが勝った授賞式
――まずは、『AVオープン2017』マニア部門の1位獲得おめでとうございます。
はるか:ありがとうございます。
――1位になった時の気持ちはどうでしたか?
はるか:それが、嬉しいというか訳が分からなくて本当にビックリしたんです。
――授賞式の会場で知ったんですよね?
はるか:はい。作品の名前が呼ばれた時、思わず隣に座っていた女優さんの手を握っちゃいました。
――仲のいい女優さんだったんですか?
はるか:いいえ。初対面の女優さんでした。
――相手の女優さんもビックリしたんじゃないですか?
はるか:そうだと思います。本当にご迷惑をかけちゃいました。
――その後はどうなりました?
はるか:スピーチの時もまだ信じられなくて…。足がガクガクして上手く話せませんでした。
――そんなに緊張するほど、受賞が予想外だったんですか?
はるか:はい。他の作品もエッチで面白そうなものばかりだったので…。
――確かにそうかもしれませんね。でも、そんな強豪作品を相手にしての1位なんですから自信を持っていいと思いますよ。
はるか:ありがとうございます。
■20時間以上もかかった撮影現場
――『触手狂い 波木はるか』の撮影は大変でしたか? 普通のAVとはかなり違う趣向でしたが。
はるか:現場の雰囲気がかなり違いましたね。普段の作品よりもスタッフさんの数がすごく多くて。
――そうだったんですか?
はるか:あの触手を操作するために、たくさんのスタッフさんが周囲にビッシリといたんです。始めは圧倒されましたけど、すぐに慣れました。皆さん気合いが入っていたので、私もやる気スイッチが入りましたし。
――あの触手は、はるかチャンの中でどんな感覚なんですか?
はるか:見た目がグロテスクなバイブみたいだったので、オナニー気分になるのかと思ってたんです。でも、すごくこだわりがある造形で、動き方も生き物みたいだったのでとってもリアルでしたね。
――そんな触手から発射される白い液体の量もすごかったですね。
はるか:大変でした! シーンが変わる度にシャワーを浴びたんですが、なかなかヌメヌメが取れなくて…。
――それはかなり時間がかかりそうですね。
はるか:すべて撮り終わるのに20時間以上かかりましたから。
――丸1日ずっと撮影していたんですか?
はるか:あの時はストーリーの流れ通りに撮影していたので、結果的にそうなりました。
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