――男性は幾つになってもオナニーしたほうがいいと思いますか。
「はい。男性は刺激を与えたほうがいいって言いますよね。私のイベントや撮影会に来るのは50代の方が多いんですけど、朝勃ちする派としない派に完全に分かれるんです。既婚者の方でも、奥さんと大分セックスをしなくなっている方と、定期的に風俗に行ってる方がいて。セックスをしなくても、ある程度の刺激を与えたほうがいいみたいです。定期的に出したほうが、元気を保てるらしいですよ。そのためにはオナマスクリームを塗ってムクムクさせるのはいいんじゃないでしょうか」
――どんどんオナニーをしなさいと。
「ファンのみんなには、そう言ってます。気持ちが前向きじゃないと勃たないって人もいるし、勃たせてもセックスする相手がいないって人もいますけど、そういうことじゃない。たとえ勃たなくても、自分で触れて刺激を与えるのを日課にすれば、それこそ前向きになって勃つかもしれないじゃないですか。何もやらない人って、本当にやらないみたいですからね。女の人だってやらないと穴がふさがっていって処女に戻りますからね（笑）。男性だって何もしないとシュンとしちゃって、元気も萎えてしまう。そうなると女性に触れるのも面倒くさくなっちゃうんですよ」
――北条さんは男性ファンと接する機会も多いですが、そういう性の悩みを打ち明けてくる方はいますか。
「いますね。定期的に東京・名古屋・大阪で個人撮影会を行っているんですけど、いろんな世代のファンの方とお会いして、普段は誰にも言えない悩みを打ち明けてくれるんです。『最近、朝勃ちもしなくて』とか『仕事で忙しいと気分もマイナスになって性欲も湧かない』とか、年齢がいけばいくほど、そういう悩みが多いみたいです。でも今は20代でもオナニーしない男性が増えているみたいですからね。逆にオナニーばかりして、マンコでイケない人とか。自分の手だけでやっていると、若いときは圧がかかるから、石みたいにチンポが硬くなっていくんですよ。それはそれで心配ですよね。童貞狩りの作品でお会いすると、マンコでイケないんですよ。AV女優のマンコでイケないなら、誰のマンコでイケるんだって話ですよ（笑）」
――強い刺激に慣れちゃうんでしょうね。
「いくらなんでも、ご自身の手の圧みたいに、マンコは締まらないですからね。訓練している私でもそうですから（笑）。そういう面でもオナマスクリームは必要以上に圧をかけなくても効果があるように感じます」
――北条さんの個人撮影会に来るのは、まだ元気な方が多いんじゃないですか。
「そうかもしれないですね。そういえば、いつも撮影会に来てくださる方がいて、もう60歳手前なので、そこまでビンビンじゃないらしいんですよ。でも先日、縄を使ったSM撮影会をやったんですけど、普段見せない表情や襦袢姿の私を見たら、『久しぶりにムクッとした』って言ってました。だから、普段とは違うものを見ても刺激になるし、オナマスクリームを使っても刺激になるし、ちょっとした工夫でチンポは元気になるんですよ！」
（文＝猪口貴裕／写真＝石川真魚）
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