中に入ると、タイ人と思われる女性がソファーでくつろいでいる。
年齢は若そうだが、お世辞にもかわいいとは言えない残念な見た目の女の子。
マッサージのメニューを見せてもらうと、30分～1時間ほどのコースがいくつか用意されていて、値段は1500円～4500円ほど。
JOJO「この店って、ハッピーエンディングのサービスはあるのかな？」
タイ女「ハッピーエンディング？」
ハッピーエンディングとは、英語でヌキのサービスを示す隠語だ。彼女は理解していない様子だった。
JOJO「ええと…ここのマッサージは、純粋にマッサージだけ？ それとも、エクストラのサービスってあるのかな？」
メニューを見る限り、この店は健全なマッサージ店。直接的にエロいサービスがあるか聞くと失礼にあたる場合もある。そのため、あえて遠回しに質問した。
ここでようやくピンときた様子の彼女。
タイ女「あぁ…。あなたが望むならそれもアリよ」
ニヤッとして彼女はそう答えた。
大学生の彼が疑ったとおり、この界隈のマッサージ店はヌキありの店らしい。
・メニューに記載されている料金はマッサージ代のみ
・追加のサービスは女の子と交渉して値段を決める
そう説明を受けた。
彼女がグルジア人だったら試してみても良いんだけど、わざわざグルジアでタイ人のサービスを受けてもなぁ…。好みのタイプでもないし…。
お礼だけ伝えて、店をあとにした。
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