これに関しても誤解である。AVにしろ風俗にしろ、すべてはファンタジーの世界。子供が特撮やアニメの世界を信じるのは可愛げがあるけれど、いい大人が夢物語を信じていたら、かなりの阿呆だ。
10年以上前に引退した某人気セクシー女優はオフレコのインタビューで、
「男とのセックスは精神を殺して臨んでいる。金のためでなければ誰がこんなことをするか」
と吐き捨てた。高級店の売れっ子ソープ嬢は取材に対し、
「自分はレズビアンなので、男とのセックスは純粋にお仕事。女同士のセックスだったら気持ちが入ってメンタルが壊れちゃう」
と答えていた。要は一切感情を込めていないからこそ、男が喜ぶどんな役回りも演じられるという話だ。こういうメンタリティの人間を相手に、心のこもったセックスを求めること自体が滑稽である。まぁ自身に置き換えれば、“まったく気の乗らない相手とセックスに没頭できるか?”ということなので答えは明白だろう。
そういうわけで、ハメ撮りに応じる女のセックスは基本的に投げやりだ。ちょんの間の風俗だってもう少し潤いがあるだろうというレベルで殺伐としている。ちょんの間は接客業だが、素人モデルはセックスを写真に撮られることまでがギャラの内訳であり、それ以上のサービスは望むべくもない。どこの誰かも分からん男とするセックスに気持ちを込めることはなかなか難しいだろう。フェラや腰使い、雰囲気の演出を頑張る道理がさらさらない。互いに喜ばせようなんて気は皆無なのだから、これ以上ないほど雑なものになる。正直、部屋でエロ漫画でも読んでオナニーしていた方が気持ちいい。
射精した瞬間にチンコが凍るようなやさぐれセックスばかりだが、表紙にイケイケなワイセツ単語が並んでいるせいで、自称 “エロい女”が応募してくることも。
自分でエロいとか言い出す女は、まぁヤバい奴である。どの程度ヤバいかというと、
童貞の中学生がセックスの技術について語るくらい。
痛々しいだけなら上等で、こんな輩と実演をしなければならないというのだから死にたくなる。