「今の店が初めての風俗で、キッカケは専門学校の友だちが先にやってたから。そのコ、持ってるものが超カワイイのばかりで、インスタでバンバン自慢してたからさ、パパでもいるかと思ったんだけど…」
その答えが、オナクラでのバイトだったわけだ。そして、「男が変なことをしているのを見るだけでいい」と誘われて入店。抵抗はなかったのか聞けば、
「アレ自体は子供の頃に家で兄や弟のを見てたし、別に」
手コキなどのプレイに関しては、
「お客さんの目を見てしごくから、アレを見ていないから大丈夫」
だと笑った。取材中に彼女が笑ったのは、これが最初だった。
そんな彼女が処女を失ったのは、今年の7月末。夏休みに中学時代の同窓会があり、「ウチが風俗で働き始めた頃だったこともあって、友だちがなんとなく子供に見えた」にもかかわらず、その中の一人が自慢げに彼とのエッチのことを話し始めたことにカチンと来たそうだ。
「それで、ちょっと処女がイヤになって。その時、久しぶりに会った男子とLINEをするようになったの。彼が免許を取ったばかりで、次の日に車に乗せてくれるって誘いがあって、横浜に行ったのね。それで、みなとみらいの夜景を見てたら、なんとなく“捨てるなら今夜”って思えて…」
別に好きではなかったというが、車はそのまま近くのラブホテルへ。そこで「ウチのほうが金を持ってたから」と自分でホテル代を払い、チェックイン。
部屋に入り、キスから始まりオッパイを揉まれたりしたが、「全部くすぐったくて、どこが気持ちいいの? みたいな…」と笑いがこみ上げてきて、こらえるのに苦労したという。
そして、いよいよインサート。彼が上になっての正常位だったが、
「ポジションがマズかったのか、すごく重くて、全然、気持ち良くなかった」
それどころか、むしろ苦しかったという。そして、処女膜を破った感想は、
「痛みは…チクッって感じで、あまり感じなかった。インフルエンザの予防接種程度だった」
と、実に素っ気なかった。それでも出血はあったため、彼のほうが「処女だったの?」と驚いていたという。帰りの車中で「知らなかった、ごめん」を繰り返されたが、
「ウチも“セックスって、こんなもんか~”みたいな感じだったので、気にしないでって…」
少しでも気持ちいいと思った瞬間はなく、ミーナちゃんはそれ以降、セックスの経験がない。