100部屋以上ある巨大な置屋群。
ピンク色の怪しいネオンに照らされる嬢たちを眺めていると、日本のちょんの間に来ているような錯覚を覚える。
洗練された清潔な風俗よりも、このようにノスタルジックな風景に興奮するぼくの性癖は、異常なのかもしれないと思った。
【ペルーの首都・リマ】
南米・ペルー共和国の首都リマ。都市圏の人口が1000万人を超える、巨大な街だ。
海岸に近い新市街・ミラフローレス地区には、おしゃれなショッピングモールや高層ビルが立ち並んでいる。モダンな雰囲気を感じさせるこのエリアは治安も良い。
一方、ユネスコの世界遺産に登録されているセントロ地区(旧市街)には、植民地時代のコロニアル調の建物が多い。旧市街の治安は悪く、観光客をターゲットにした強盗などの被害が後を絶たない。
首都に来たら、まずその街の風俗を調べるのが、ぼくの世界一周エロ旅中の決まりごと。
南米の風俗に関する日本語の新しい情報はまったくと言っていいほどない。そのため、情報検索はいつも英語。
リマの風俗について調べていると、ある置屋が目についた。
旧市街から数キロ離れた場所にあるその置屋は、中南米で最大級の規模らしい。
気になったぼくは、この置屋に潜入してみることにした。
※本サイト「メンズサイゾー」(https://www.menscyzo.com/)に掲載されているイラスト・写真・文章の無断転載を固く禁じます。