――そんな中、どうしてAV復帰を考えたんですか。
「“急に”です。これだけ動けるようになったし、ちゃんと前の活動を終わらせてないし、いろいろ消化不良なままだったので、もう一回やりたいなと。ずっとマネージャーさんとは連絡を取っていたので、今年の5月ぐらいに『もう一回やりたい』って伝えたんです。でも、またプレステージさんにお世話になれるとは思っていなかったし、どういう状況で再開できるかは分かりませんでした」
――ネットでは「伝説のAV女優」という声もありましたからね。
「ある意味、活動が短すぎての伝説ですけど(笑)」
――活動休止中にAV業界の動きなどはチェックしていたんですか。
「何も見ていなかったです。まったく違う世界にいたので、普通に女の子が生活していると、そんなに関わりのないお仕事じゃないですか」
――復帰するにあたって、体の準備などはしましたか。
「事故で痩せてしまったので、デビュー当時の体型に戻そうと逆ダイエットをしようと思ったんですけど、食べても食べても太れなくなっちゃって。うちは家族が全員痩せているので、そういう体質なんでしょうね」
――世の女性にとっては羨ましい体質ですね。
「ある程度、肉付きのよいほうが男性は好きじゃないですか。でも無理だったので諦めました」
――復帰発表をしたとき、ファンの反応はいかがでしたか。
「驚かれている方が多かったですけど、好意的な声が大半でしたね」
――久しぶりの撮影はいかがでしたか。
「デビュー作とは違う緊張がありました。みなさんに受け入れられるのか不安だったんです。あと作品のカラーが変わって、痴女役になりましたからね。普段は自分から攻めることはないので、そこの試行錯誤もありましたね。言葉責めとかもあって、ずっと監督に『どうしよう…』って相談していました」