しかし、騎乗位の時はそうでもなかったが、正常位で腰を振ると、古い木造の建物ゆえ、窓周辺がギシギシきしんでは大きな音をあげた。
ここが一発屋だというのが、ご近所にバレてしまうのではないか。
と、おっかなびっくり腰を振ったのでした。
しかしまぁ、後から考えてみれば、あの旅館がどんな商売をしているかは、隣近所はとっくに知っているはず。余計なこと気にせずに、思いっきり腰を振ればよかったと少し後悔。
大福さんが言うには、街にはもう一軒一発屋旅館があったそうですが、そちらは閉店したらしい。ストリップ劇場も10数年前に閉店していて、現在、下呂でお色気遊びできるのはその旅館くらいのものだという。
のんびりした良い温泉街だけに、せめて選択できる程度のお色気があれば、再訪の気持ちも湧いてくるのだが…。某旅館の女のコレベルが上がるのに期待したいですなぁ。
(写真・文=松本雷太)