【ガチンコ素人ハメ撮り地獄変】出産費用を捻出するため売春に勤しむ女


 「グラビアなら人妻っぽい服装などで誤魔化せますが、素人のハメ撮りで熟女や人妻を演出するなんて無理でしょう」と訴えたものの、「そこを何とかするのが編集者の力量だろうが」とか言い出した。要するに、編集長も具体的なイメージがあって指示している訳ではないようだ。

 出会い系から以前撮影したネーチャンらのツテで「明らかに人妻っぽい撮影モデル」を探しつつ、どうしたものか途方に暮れていたところ出会い系サイトに「妊娠間近の30歳妊婦です。これから割り切りで会える方いませんか?」という書き込みを見つけた。

 「妊婦が出会い系サイトで援助交際って、どんな地獄だよ」と思いつつも現在のところ、これ以上分かりやすい人妻アイコンはない。ためらわずサイト経由で撮影の交渉を行った。

 数時間後、撮影機材を携えて待ち合わせ場所に到着した。切羽詰まった状況だったので何も考えずに撮影のアポを取り付けたが、冷静に考えるほど「援助交際している妊婦は人妻なのだろうか?」という当然の疑問が頭をよぎる。シングルマザーは母親であっても人妻ではない。妊娠間近で売春に勤しむ時点で人妻の可能性は大分低い。そもそも、妊婦ってエロいのか?

 撮影モデルを探してバックれられたことは数多あっても、初めて自分から逃げようか思案していると、大きな腹を抱えた女が「伊藤さんですか?」と声を掛けてきた。

 これまでにシャブ中やメンヘラといったチンコ萎え萎えのモデルを撮影してきたが、流石に妊婦はいなかった。フォトジェニックとしてエロいというより、世の中の暗部をまざまざと見せつけられて「コンビニ向けのモデルとして通用するのか? これを撮影しても売れるのだろうか?」という不安は尽きなかった。

 ルックスは悪くないが、腹部に目をやると「誌面に耐えられるのだろうか?」という不安が頭をよぎる。とはいえ、撮影しないことには誌面に穴が空いてしまうので、今更どうしようもない。

 「もう少しマトモなネーチャンがいないものか」と思ったが、〆切の関係で他に選択肢はない。モデルがブスだったら「誌面に耐えられない」と却下するところだが、選択肢がない以上、このネーチャンでどうにかお茶を濁すしかない。

 撮影前のインタビューでは「夫が生活費を入れないため、出産費用を捻出するためにハメ撮りに応募した」と語っていた。中絶という選択肢はないのかと考えたが「妊婦なので中出しオプションで出産費用を捻出できるので、割はいい」と宣う。

 「妊婦だと中出しできるので、高く売れる」と事もなげに仰るので、彼女にしてみれば「合理的」な考えなのだろう。合理的って、何かね?という疑問はさておき。

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