【宿までやってきた黒人女子】
マッチした女の子のプロフィールを確認していると、とある女の子に目が止まった。
まず、プロフィール写真に売春婦特有のきな臭さがない。それに、まともな勤務先が書かれている。
この女の子はきっと売春婦ではなく、純粋に出会いを求めているんだろう。そう思ったぼくは彼女にメッセージを送った。
短いメッセージですぐに電話番号を交換し、その後はSMSと電話でやりとりをした。
女「今日は時間あるの?」
JOJO「うん、あるよ」
女「じゃあ会いましょう! どこに泊まってるの?」
JOJO「○◯っていうところ。ホテルじゃなくて安宿なんだけど…」
女「そこなら知ってるわ! 行ってもいい?」
JOJO「もちろん!」
速攻でアポが決まった。
もし彼女が売春婦だったら、外国人がよく泊まるホテルは知っていても、安宿までは知らないだろう。
もしかしたら、彼女は外国人と遊ぶのが好きで、前にもこの安宿に泊まっている旅行者と飲みにでもいったことがあるのかもな…。
この時点ではそんな風に考えていた。
待ち合わせの時間から10分が経過した。彼女はまだやってこない。
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さらに10分経過。
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さらに30分経過。
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女「遅れてごめんなさい。あと10分で行くわ!」
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待てども待てども来ない。電話してあとどれくらいかかるか尋ねても、答えは毎回「あと10分」。
最悪、このまま来ないかもな…。
そう思い始めた約束の時間から1時間後。ついに彼女がやってきた。
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