エロいAVなんて当たり前のこの世の中。エロいだけじゃなく、フェチで変態でホラーなエロおもしろいAVを探索するこの企画。この作品で、アナタは何回笑って何発ヌケるか!?
様々なメーカーから多くリリースされ、最近のAVの中ではヒット作と呼べるであろう、「時間よ止まれ」系の作品。男性なら誰しも中学生の頃には夢想したであろうオカズストーリーだが、この作品は“逆”だ。男子が女子の時間を止めるのではなく、女が男の時間を止める! まさに“男損女妃”時代を表す、もしかしたら名作かもしれない!?
未来の発明家・リリーが、子孫繁栄と女性の欲求不満解消のために発明したのが、時間を止められる腕時計だ。普通の腕時計よりふた回り以上大きなもので、ボタンを押すと男性だけがストップしてしまうという不思議なもの。それを、選ばれし女性だけに贈るというのだが…。
ストーリーは4章に分かれていて、最初に腕時計を贈られたのは、キャバ嬢・結梨(浅田結梨)ちゃん。客のセクハラ攻撃におどおどしてお酒をこぼしてしまい、ハンカチを取り出そうと自分のバッグを開けるとそこに入っていたのが例の腕時計だった。
「STOP」と書かれたボタンを押すと、あーら不思議、お客さんの動きが止まっちゃったよ(笑)。
天然キャバ嬢の結梨は、止まったままのセクハラ客の鼻にポッキー突っ込んだり、唇にポテチ挟んだりで仕返しするが、もう一度ボタンを押すとまた男たちは動き出す。知らない間にポッキーやポテチを咥えさせられているのに頭をかしげるのだ。
そしてまたストップさせると、今度は客の膝に跨ってオッパイ揉ませたり、パンティを脱いで客の顔を股間に押し付けたりと、まるで、男が女にする「時間よ止まれ」の逆パターン!
キャバ嬢が股間のファスナーからチ●ポを引っ張り出してフェラするなんて、客からしたら嬉しいだけだぜ(笑)!
「時間止まってても、オチンチンは反応するんだ~」
って、思わず笑ってしまった。
驚いて慌てて帰る客を捕まえては、フェラ→口内発射させては、
「さっきの人よりいっぱい出た」
と、口から出した精子を男のシャツに擦り付けて拭いたり、浅田結梨のムチムチの胸元と天然っぽさがおもしろい作品だ。
第2章は、倉多まお演じるソープ嬢。
「早く入れさせろよ。こっちは大金はたいてんだよ!」
と、風俗にはありがちな横柄なガッツキ客とのシーン。タオルの間に挟まってる腕時計を見つけ、
「ストップ、解除、ストップ、解除。えっ、スゴーイ!」
と、オヤジをおもちゃにして喜ぶまお。
しかし考えてみれば、止まったのにビン勃ちになってるオヤジに、ニコニコしながらローションプレイして、キスしたり69にパイズリって、フツーに男が気持ちいいマットプレイじゃないですか!
「時間止まってても、息はするの?」
って、当たり前でしょー(笑)。
「チ●ポすごい赤くなってる」
「出ちゃった、しかも大量。でもまだ出ますよね」
「もう、セックスしたくなくなるくらいにいっぱい抜いてあげますね」
なんて、男にとってはただ気持ちイイだけ。こんな濃厚サービスな風俗嬢に会ってみたいよ(笑)。
そして、第3章に登場するのは、蓮実クレア扮するカジノの女性ディーラーだ。バニーちゃんの大きな耳や、ヒップに食い込んだレオタードがエロいぜ。
トランプの下に例の腕時計を見つけるや、
「ストップ! なるほどー。おもしろいもの拾っちゃった」
と妖しく喜ぶ表情は、「異常性欲者」という設定にぴったりじゃないですか!
さっそく、
「私の前でオナニーしてみせてよ。できないの? ストーップ!!」
客の服を脱がせて自分で握らせるのはいいが、客同士で握らせるのはちょっと…(笑)。
「負けまくってってもチンチンは元気よね~」
そういって仁王立ちフェラをするクレア。
「こんなサービスあるんですか?」
「ないわよ。私の趣味なんだから!」
って、なんかキャバクラといいソープといいカジノといい、女が男をもてあそんでいるようで、実は男がめっちゃオイシイ設定になっている。それはやっぱり、視聴者が男性だからなんでしょうね。感情移入できなけりゃ、オカズとしても…なわけですわ。
そして最後の4章は、その3人の女性が発明家・リリーに招かれてある屋敷へ。そこには十数名の男たちが捕らえられていて、3人の腕時計によってもてあそばれることに。前3章では本番はなかったが、ここでは乱交状態の本番だらけ。もちろん、ヌキどころはココ! 3人のM字開脚騎乗位や、寸止めからの連続中出しは、笑いながらも興奮してしまうのでした!
しかし、最後の意味不明なポーズと決めゼリフはいったい…?
(文=松本雷太)