やっと見つけた旅館は、離れもある広い敷地にあり、母屋の玄関を開けて「こんばんわー」と声をかけました。
こういう時、「ひょっとしたら普通の旅館だったらどうしよう」という不安は常にありますが、勇気を出して聞くしかないのが裏風俗探訪の醍醐味でもあるんですね。その時は、現れた女将がピンク色のTシャツにピンク色の短パンという姿だったので、すぐに確信しました。
「遊べますか?」
「どうぞ。1万6000円です」
「どんな女のコがいるんですかね?」
「40代の人ですよ」
四十路なら美味しい熟し具合ではないかと楽しみにしていると、そこにどう見ても70歳くらいのおばあちゃんが現れたのです。
(あっ、ここは仲居さんがいるんだ)
「こちらへどうぞ」
そう言って、離れに案内してくれました。旅館なので、仲居さんがいるのは当然といえば当然。そのおバアちゃんの後ろについて歩いているとき、背筋に鳥肌が立ったんです!
(このバアちゃん、仲居にしては小洒落たスーツ着てないか?)
もう、背中というか全身に滝汗が流れるのを感じました。
筆者は離れに別の四十路の熟女が待ち構えていることを期待したのですが、結果は…。
後にも先にも、このバアちゃんが筆者がお相手した最高齢の女性となったのでした。
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