島にあるホテルにはいいお湯の湧く温泉があり、そこでひと風呂浴びて、いい時間になった頃メインストリートに出ると、さっきのおばちゃんが待っているという塩梅です。
「ほな、ついてきて」
関西弁のおばちゃんの後ろをついて、家と家の間の細い隙間を通り抜け、裏路地に出たところでおばちゃんが何処へやら電話を。すると、いつのまにか薄暗い路地に女のコが立っているのでした。
その夜、そこに立っていたのは、ロングヘアーで巨乳のアジア系の若妻でした。
「ええ子やろ? ほな2万円ちょうだい」
おばちゃんにお金を渡すと、今度は女のコに案内されて近くのマンションに向かうのでした。
女のコはタイ人ですが、顔は細面で南国らしからぬ美人系です。
「ドウゾドウゾ」
言われるままに部屋に上がると、ただならぬ関係の女のコの部屋に来てしまったような、嬉し恥ずかしい緊張感が漂うのでした。
1DKのマンションには、生活用品はあるものの、彼女がそこに住んでいるというわけではなさそう。
「温泉に入ってきた」
そう言うと、彼女だけシャワーを浴び、その間に筆者もパンイチになって待っていると、タイの美人妻は巨乳にバスタオルを巻いて戻ってくるのでした。なんか、やっぱり妙な緊張感あるシチュエーションではあります。
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