近くにある別のサウナに向かったものの、こちらは発見することができず。諦めてタクシーを頼ることにした。
「サウナに連れてって! 女の子とセックスできるところね!」
10分ほどタクシーに揺られて連れてこられたのは、バスターミナル近くにある立派な建物。今までの民家スタイルとは明らかに違う。
受付で話を聞くと、部屋代が1400ソム(2800円)。一般客もたくさんいるので、女の子を呼んでもらえるような場所なのかも分からない。
ダメだ…前回の店にしよう。
【仕方なく前回行ったサウナへいってみたものの…】
再びマルシュルートカ(乗り合いバン)に乗り込み、前回キルギス人の女の子と遊んだ店に向かった。ベルを鳴らすとおばちゃんが出てきた。ぼくの顔を見てニヤリ。顔を覚えていたようだ。
「若くてスレンダーな女の子ね!」
慣れた手つきでロシア語に翻訳したスマホ画面をみせると、おばちゃんはすぐに女の子を手配する先に電話をかけた。
ふぅ…これでやっと遊べる…。
おばちゃん「今、女の子がいないみたいだから、21時頃戻っておいで」
なぬっ!
この時点で18:30。たいしてやることもないこの街で、2時間半も待ちたくない。ぼくはすでに諦めモードだったが、今日が最終夜のA君は収まりがつかない。
「どこか遊べそうなところないでしょうか?」
しょんぼりした彼があまりにもかわいそうだ。
あっ! そういえば…。
知ってるゲストハウスの近くに店があるって聞いたことあったな…。ここで新たな店を思い出したぼくは、wifiを拾ってすぐに情報を検索。場所のあたりをつけた。
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