パートナーを愛しているからこそ辿り着いた境地=スワッピング『夫婦交換 妻が男とやっているのをのぞく』

 長年連れ添ったパートナーに、いつまでも性的興奮を覚えるのは難しい。だったら夫婦の関係に他人を巻き込んで、新たな刺激を導入すれば再び妻に性的興奮を覚えるのではないか。そんな、ねじくれているようで至極真っ当な、パートナーを愛しているからこそ辿り着いた境地がスワッピングであり、究極の夫婦の愛の形ではないのか。

 それを確信させるのが、ヘンリー塚本監督の新作『夫婦交換 妻が男とやっているのをのぞく』(FAプロ)だ。一般的にはエリートと呼ばれる夫と教養のある美人妻という組み合わせの4組の夫婦が、他人とパートナーが愛し合う姿を間近で見て興奮する様をねっとりとした性描写で描き出す。妻を演じるのは、森下美緒、円城ひとみ、若林美保、京野美麗といずれ劣らぬ色香をまとった、プロポーション抜群の美熟女たち。

 最初に登場するのは、妻が38歳、夫が61歳と年の離れた松宮夫婦。お相手は、やはり43歳の妻に60歳の夫と年の差夫婦の岡本夫婦と、40歳の単独男性。松宮夫婦は再婚同士だが、妻は夫一筋で不倫経験はなし。しかし夫からスワッピングを勧められて、それだけで興奮を覚えていた。

 

 
 網状のランジェリーでセクシーに着飾った松宮妻は、目隠しを施された状態で、岡本夫と接吻を交わす。部屋中に唾液音が響き渡るほどの粘着質な舌使いに、早くも松宮妻は甘く吐息を乱す。続いて松宮夫からの指示で、妻は単独男性の野太い肉棒を美味しそうにしゃぶりまくる。

 続いてスワッピングに岡本妻が参加。やはり初めてのスワッピング体験で、緊張を漂わせながらも、松宮夫との接吻に興奮状態。同じく単独男性の肉棒を舐めまくり、股間を濡らすのだった。

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