やむなき事情からか、はたまた自らの性癖によるものか、それとも割り切ったビジネスか、なんにせよ日々、男の性に向き合う風俗嬢たち。
そんな彼女たちにも、“初めて男を迎え入れた時”がある。
それは、普通では考えられない相手なのか、えげつない体験だったのか、それともなんのへんてつもないごくごく自然なものなのか。彼女たちがオトナになった瞬間とは…。
今回お話をうかがったのは、池袋の人妻系デリバリーヘルスに在籍する由美子さん(仮名)。風俗キャリア8年の36歳だが、30歳で通せるほど可愛らしい容姿だ。実はバツイチで、ロストバージンは20年前だという。
取材場所のホテルに現れた彼女は、黒のタイトスカートに白いシャツ姿。釈由美子に似た顔立ちで、服の上からでも分かる巨乳だった。まずは、風俗で働くキッカケから話を始めた。
「出身は四国の香川県で、24歳の時に地元で結婚しました。2歳年上の夫の転勤に伴って26歳の時に上京して…知り合いがいなかったので寂しかったですね。パートタイマーとして近所のスーパーマーケットで働いても、東京人の輪に加われず。唯一の頼りは夫だけで、セックスに明け暮れました(笑)」
その結果、二人の間には子どもが生まれた。9年前のことである。しかし、この妊娠中に夫は浮気に走った。
「妊娠が発覚するまでセックス三昧だったんですよ。私の生理日以外は、平日は朝起きてベッドで1回、帰宅後に一緒にお風呂に入って浴室で1回、寝る前に1回…という感じで。休日は朝のセックスが2回、ランチ後にお昼寝と称して1、2回が加わってました」