そのイメージ作品に関しては、毎回のように“初モノ解禁”することで、殿倉はファンを楽しませている。例えば、昨年12月に発売した『take off』(イーネット・フロンティア)では水着の紐外しを、3月に発売した最新作『GRACE』(ラインコミュニケーションズ)では、自身初となるボンデージ姿を披露した。特にボンデージ姿は、レースアップされたコルセットと紐パンツというかなり露出の激しいもので、「今までの清楚なイメージが覆った」「いい意味で期待を裏切られた」と興奮の声が相次いだ。
また『GRACE』では布面積を極限まで小さくしたハイレグ水着や、紫のランジェリーの上から股間部を切り抜いた網タイツなど、それまでのどの作品にも増して過激な衣装姿が披露され話題となった。それだけに最新作では、初解禁モノを含めて、さらにエロさが増した殿倉の姿が期待されている。
露出は激しいながらも下品さを感じさせない、まさに“grace=優雅、上品”という言葉が似合う殿倉だが、8日付のブログでは「意外におちょけなんだねって言われますが、それ以外のなにものでもないわらわで終わります」と、おちょけ(関西圏の言葉でお調子者の意)であることを告白し、変顔を披露している。
そんな殿倉の三枚目路線な姿は、レギュラー出演しているパチンコ・パチスロ番組『新P-Style TV』(サンテレビ)で確認することができる。先月28日の放送回では、パチスロ対決で負けたため、マジックで顔に落書きされるという罰ゲームを受けることに。顔中にシワを書き込まれるだけでなく、SNS上に画像をアップすることをマネージャーに止められたという、鼻にマジックペンを突っ込まれる屈辱の姿を披露する羽目になった。ただ、グラビアの時とはまるで別人のようなその姿に、「親近感が湧いていい」とファンの好感度は上がったようだ。
美女路線でも三枚目路線でも魅力が発揮できるというのは大きな強み。グラビアでは過激さで、バラエティではお茶目な姿でサプライズをもたらしつつ、また新たなキャラクターを発掘してファンを楽しませてくれるに違いない。