【Barしじみ】怪異蒐集家・木原浩勝に聞く“エロ怖い話”

 
 こんにちは、しじみです。架空のお店『Barしじみ』に私の友人を招いて、さまざまなトークを繰り広げるこのコラム。

 
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 今回は、『新耳袋』の著者であり怪異蒐集家の木原浩勝(きはら・ひろかつ)さんをお迎えして、春の怪談まつりをお届けしたいと思います。本邦初公開のエロ怖い話も披露していただきましたよ! 閲覧注意の心霊写真と共に、どうぞお読みください。

 

 
しじみ:木原さんは、松江の観光大使なんですよね。いいなぁ! 私は島根県松江市生まれで、芸名も名産の“しじみ”から名付けたくらい松江にゆかりある人物なのに、なんで尼崎生まれの木原さんが観光大使なんですか? ずるいですよ!

木原浩勝(以下、木原):確かに! きっかけは、小泉八雲の曾孫・小泉凡さんと怪談についてお話しするイベント『松江怪談談義』や、東京で開催していた人気声優の茶風林さんが企画・演出・座長を務める『怪し会』を松江で開催したことからなんですが、お客様の9割が東京から来たんですね。お客様は、せっかく松江に来たから宿泊もされるし観光して回りますから、これは観光資源足りえる…ってことで市長さんに観光大使に委嘱していただいた次第です。

しじみ:なるほど。それは松江にめちゃめちゃ貢献してますね。確かに松江への貢献度と言われると、私は何もしてなかったです(笑)。そんな怪談に精通する木原さんに聞いてみたかったのが…、エロ怖い話ってありますか?

木原:ありますよ。しかも単行本には未収録です!

しじみ:やった♪

木原:『新耳袋』時代だったか、トークライブで語って書くには書いたんですが、女性の読者のことを考えて、結局収録しませんでした。

しじみ:まさにメンズサイゾー向きの話。ありがとうございます!

木原:25年前くらい前でしたか…教師をされている女性から聞かせていただいた話です。

「ずっと誰かに話したかったんですけど、気が狂ってると思われるのが嫌で、誰にも言わずに生きてきました…」との前振りにゾクッとしました。さて、その体験談です。

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