近年の浜崎といえば、昨年9月に10歳年下の米国人男性と離婚するなど、プライベートのゴシップが目立つ。歌番組に出演しても、ルックスや歌声の変化などでネット上をざわつかせることが多く、一部では「オワコン」といった声まで。そんな凋落傾向を象徴するように、2000年から続いた「ViVi」（講談社）の連載「Ayuのデジデジ日記」も、先日ついに終了した。
また、今年の浜崎は全国で過去最多の60公演を予定しているが、一部メディアは「チケットがさばけるとは思えない」と冷ややかな視線を向ける。昨年の『TA LIMITED LIVE TOUR 2016』の会場はライブハウスが中心にもかかわらずチケットが売れ残ることもあったといい、今年の全国ツアーは数千人規模のホールクラスで行う予定のため、「強気すぎる」というのだ。ちなみに、昨年のツアータイトルにある「TA」とは、「Team Ayu」のことだ。
デビューアルバム『A Song for ××』が約150万枚を売り上げ、一気に人気歌手へ上りつめた浜崎。ミリオンヒットのシングルも数多く、彼女が一時代を築いた“歌姫”であることは間違いない。熱烈なファンが多いからこそ、大規模なツアー企画が立てられるのだろう。もしチケットが売れ残るとしても、その空席には今回の番組を目にしたポチャ好き男性が殺到するのかも…。
（文＝愉快）