3月いっぱいでテレビ東京を退社する紺野あさ美アナウンサー(29)の“ラストダンス”が話題になっている。
2001年にモーニング娘。の5期メンバーとしてデビューし、学業を理由にグループを離れた紺野。その後、慶応義塾大学に進学し2011年に入局した彼女は、元モー娘。という異例の肩書きを持つ女子アナとして注目を集めた。そんな彼女がアイドル時代の経験を生かして始めた番組が、『紺野、今から踊るってよ』だ。
女子アナと女性タレントがひたすら踊るだけのこのミニ番組。15年3月に15分の単発バラエティとして第1弾が、その後、5月に2回目のオンエアがあり、7月に水曜から木曜深夜の5分枠でレギュラー化されることに。同年12月には初の1時間特番が放送され、16年3月には初の海外ロケを敢行。昨秋から毎週日曜夜に移動して、レギュラー放送されていた。
そんな流浪の番組だったが、紺野の退社に合わせ、ついに26日に最終回を迎えた。最後のゲストはモー娘。時代の同期・新垣里沙(28)で、ふたりは紺野のデビュー曲『Mr.Moonlight~愛のビッグバンド~』を踊り、アイドル時代の思い出を語るのだった。
翌27日深夜には、『紺野、今から踊り納めるってよ』と題された30分特番が放送された。紺野にとってテレ東アナとしての正真正銘のラストダンスは、「紺野アナが最後に踊りたい人と踊る」がテーマだ。
紺野が選んだ相手は、昨年12月の回で共演したSKE48で、舞台は同グループの本拠地である名古屋・栄の48劇場だ。 前回は人気メンバーの北川綾巴(きたがわ・りょうは/18)とWセンターで『12月のカンガルー』を踊ったが、今回はSKE48の最新アルバム『革命の丘』に収録されている『夏よ、急げ!』を披露。紺野はノリノリのポップチューンに合わせ、アイドル時代と変わらぬ笑顔を振りまきながらソロセンターをばっちり務め上げた。