これらは、主にお店の外で見かけた風俗嬢という向きですが、逆に風俗嬢が近しい人物だったパターンも。お店の同僚の女の子によくよく話を聞いてみたら、弟の同級生で私も幼稚園が一緒だった、なんてこともありました。ちなみに、お店は都内、出身地は飛行機で2時間近くかかる地方です。
「えっ、ゆうまくんのお姉ちゃん…?」「えっ、同じ幼稚園出身でお店一緒って凄い!」と思い出話に花が咲き、その後も何度かお茶しに行くようになりました。さすがに実家でそんな話はできませんけどね!
また別の日、出勤前に駅のコンビニに寄った時のこと。そこは別にお店の最寄りのコンビニというわけでもなく、時刻も朝の9時半とそこそこ早い時間でした。
レジを待つ列に並びながら、何の気なしにふと振り向くと、小綺麗な格好の可愛らしいお姉さんが、私と同じようにレジの順番を待っていました。小柄な彼女の顔を、これまた特に理由もなくよく見ると…。「あれっ、りんちゃん?」何か覚えがあると思ったら、なんと系列店の女の子だったのです。
最初の声かけを、例によって無視したりんちゃんに再度「ねえ、りんちゃん、おはよう」と声をかけると、ようやくりんちゃんはチラリとこちらに視線をよこし、不思議そうな顔をした後、「えっ…あっ! まおみちゃん? ウソだ全然気付かなかった、びっくりしたー! おはよう!」と可愛らしい笑顔を向けてくれました。いつものドレスではないお互いに、「服を着てると顔を見ても確信が持てないね」と笑いながらふたりで会計を済ませ、他愛もないおしゃべりとともに朝の風俗街に向かったのでした。
意外と店の外でも風俗業の女の子を見かけるものですね。え? ほとんど同じお店の子だった? それはそうですよ、知ってる女の子だから間違いなく風俗嬢ですもの。知ってる女の子にこれだけ会うんですから、知らない女の子も含めたら、本当にそこかしこにいるんだろうなあと思いますよ。
風俗の女の子の見分け方については、またお話するとして、皆様くれぐれも声などかけませんように! 探して見る方もどうかバードウォッチング程度にとどめておいてください♪
それではまた次回♪
(文=茅原まおみ)
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