年頃の女性30人に1人が風俗嬢!? こんなところで見かけた風俗嬢なあの子達ウォッチング


 “仕事をしていない風俗嬢を見たい”ただそれだけであれば、手っ取り早く風俗街のコンビニかパチンコ屋さんに行くといいです。ソープではなくデリヘルの多い町でコンビニに行くと、それっぽい子を見かけることができると思います。

 見かけても絶対に声をかけちゃいけませんよ! 界隈に勤めている女の子に声をかけていいのは、ボーイさんやドライバーさんのみと相場が決まっており、お店によっては雑談すら禁止です。

 女の子はお店の外でお客様と会話したいとは1ミクロンたりとも思っていないので、それっぽい子を見かけても「ああ、あの子どこの子かなあ」と横目で見る程度にとどめておくのが無難です。下手に声をかけても無視されるか、悪くすると店に通報されて怖いお兄さんが駆けつけるので注意しましょう。

 デリヘル時代に同じお店に勤めていたみくちゃんは、大のパチンコ好き。出勤前にお店近くのパチンコ屋さんで座っていると、たまにお客様と思しき殿方から「みくちゃん? ねえ、みくちゃん!」と声をかけられることがあるんだとか。

 「へえ、で、どうするの?」と聞くと、「別に、無視ですよ!」とのこと。他にもそれらしい女の子はよく見かけると言っていたので、一度見学がてら見に行ってみると、確かに“あの子は風俗の子だろうな”という女の子の姿がチラホラ。お仕事前の暇つぶしなんでしょうか。私はパチンコをやったことないので、わからないですね。

 ある日、お店の撮影用の水着を買いに行った都内の繁華街。ファッションビルの水着屋さんで見つけた可愛い水着を試着して、お店のお姉さんに聞きました。

 
「風俗店の撮影で使うんですけど、これってどうですか?」と。

 
 殿方にこの話をすると、ここでまず間違いなくびっくりされます。そんなところでカミングアウトしちゃうの!?と思いますよね。いいえ、目的がはっきりしているのだから、言った方がいいですよ。相手のお姉さんも販売員という職業なので、引かれちゃうこともありません。風俗店ですっぽんぽんになっても恥ずかしくないのと同じです♪

 しかし、このお姉さんのリアクションは普通ではありませんでした。

 
「はい! 谷間もシルエットもバッチリ出ていますし、新作ですので、今からの撮影ならカブりもないですからすごくいいと思いますよ!」

 
 “わあ、同業者だ”と、内心可笑しくなりました。女の子のアパレル販売にはセオリーがあります。まずは流行の品であること。流行色であったり、皆が持っているというのは重要な要素です。次に体型隠しができること。シルエット、特に二の腕、お腹、おしりは隠してくれるのが性能のいい服ということになっています。あとは汎用性。普段使いもできるし、着こなし次第でおしゃれ着にもなるというような服が好まれます。なので、アパレル店員さんは普通この3点を推してきます。

 それが、こと風俗のグラビア撮影となると、常識は180度変わると言っていいのです。

 第一優先は谷間の強調! 水着のデザインによってはおっぱいを寄せきれないので、先にお話しした撮影用おっぱいのことも考えると、ここは重要な点です。次にシルエット。特に腰からおしりのカーブを邪魔しない、お腹周りにかからないデザインであることがマストです。

 布の面積は、もちろん小さめの方がいいでしょう。そして、一般人にはなかなかわからない色柄カブりがないこと! せっかく買った水着が同じ店の女の子とカブっていたら、せっかくのグラビアがイマイチ目立てない残念な結果になるかもしれません。2、3人が組になって撮影に行くこともしばしばあるので、同じ組の中に似たデザインの水着の子がいたら、最悪着る前にボツになってもおかしくないのです。

 そこを3点きれいに押さえて勧めてくれたお姉さんのおかげで、私は安心して撮影用の水着を買えましたし、あのお姉さんも絶対に業界人だと確信しながら、彼女のいい仕事、いい買い物に満足して帰路につけました。

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