【最初の人気店に戻ることに】
「もうこの周辺に店はなさそうだよね」
「治安も悪そうだしこれ以上ここに留まるのはやめよう」
ところがタクシーがつかまらない。というより、車すら一台も通らない。
深夜の郊外…仕方ないか…。
ぼくたちは最初の店まで歩いて戻ることにした。
「たぶん、あっちの方向だったよね?」
それくらいうろ覚えの道をたどっていくと、なんとか店に到着。
今度はすんなり入れてくれた。
先ほど1時間待ちと言われたのはなんだったのか…。
店内は数人の客がいるもののガランとしていた。
この店もバーのような作りで、店の中央にはステージとポールがあった。
しかし、肝心の女の子が少ししかいない。
「プレイ中なのかね?」
「もう少し待ってみようか?」
30分くらい待ったが、ちょろちょろ女の子が出勤してくるくらいで一向に増える気配がない。
ボーイを捕まえて値段を聞いてみることにした。
身振り手振りで確認した結果、セックスのお値段はなんと500Bs(約7500円)。
落ち着けおれ。
ここはボリビアだ。
食堂飯は15Bs(約200円)、宿は1泊40Bs(約600円)。
物価を考えると高過ぎるし、給料が低いこの国の地元民にそんな金が払える訳ない。
ボッタクられてるのか…。
いろんな考えが頭の中を駆け巡ったが、女の子はこれ以上いない様子だったのと、見た目レベルも微妙だったため、結局ここでも何もせずに退散することにした。
まさかここまで高いとは思わず、あまりお金も持ってなかったぼくたち。
韓国人エロ男子のJは、3人分のお金をひとまず合算してプレイ!ということも考えたようで、「お金貸してくれる?」と言ってきたが、最終的には諦めた様子。
モンモンしてたみたいだけど、これは仕方ない。
ここからさらに宿まで2時間かけてビクビクしながら歩いて帰ったのだった。
【韓国人エロ男子Jのその後】
数カ月後、たまたま安宿でJに出くわした。
ぼくたちは偶然に驚き喜び、お互いの近況を報告し合った。
なんとJ、宣言通りコロンビアで彼女を作っていた!
ドヤ顏で彼女の写真をみせてくるJ。
か、かわいいじゃねーか…。
悔しくなったぼくは、コロンビアの地で素人の女の子を落としてやろうとやっきになったのだった。
(文=JOJO)
著者:JOJO
エロをテーマに世界一周中の複数SEX好き変態バックパッカー。激務に追われる社畜生活のストレスから変態界隈にハマる。2014年に退社後、世界一周の旅に出発。2年以上かけて南米・アフリカを中心に周り、まだ見ぬエロを求めて現在も無帰国のまま世界中を放浪中。
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