風俗死亡遊戯! 1階から最上階まで全階制覇チャレンジ

 日本では各地の条例によって新規で店舗型の風俗店をオープンすることは難しい。しかし、数カ所ほど許可されているエリアがあり、そのひとつが愛媛県松山市にある観光名所・道後温泉界隈だ。

 国の重要文化財である道後温泉本館。そこから数百メートル離れた地区は、今でも新規で風俗店の出店が許可されているのだ。先日、筆者が半年ぶりに訪れた際にも、新たに建てられた立派なファッションヘルスがオープンしていた。

 出店が許可されているエリアとはいえ敷地にも限界がある。ということで、横に広げることが難しければ縦にということなのか、道後には『風俗ビル』が増えた。つまり、1階から最上階までのテナントがすべて風俗店という建物が、300メートルほどのメインストリートの両端に3、4軒並んでいるのだ。

 この風俗ビルを見て、筆者はあることをイメージしていた。それはブルース・リー主演映画『死亡遊戯』だ。

 『死亡遊戯』は、ブルース・リーの死後に公開された映画だ。リーが演じるビリー・ローが悪のシンジケート組織に立ち向かい、各階で待ち構える格闘家と闘うという作品である。これを風俗に当てはめ、ズバリ『風俗死亡遊戯』として、各階の風俗店でプレイをして、全階制覇したいと思ったのだ。本家の死亡遊戯は相手を倒さなくてはいけないが、こちらは倒される、つまり発射したら次の階へ上ることになる。

 いくつかある風俗ビルのどれにするか悩んだが、「考えるな感じるんだ」ということで、Aというビルを選んだ。不思議なもので、決めた瞬間、心の中には『死亡遊戯』のメインテーマが流れ始めた。

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