風俗遊びでユーザーが女のコを選ぶ時のポイントとなるのが、サイトに掲載されているプロフィールだ。受付がある風俗店の場合は、これに写真パネル（指名写真）が加わることになる。
しかし、掲載されていることがすべてではなく、事実とは違う部分もある。たとえば、ボディサイズだ。ある風俗店のプロフィールをチェックすると、ウエストが58センチから60センチの女性しか在籍していなかった。もちろん、60センチの女性もいるにはいるのだろうが、現実味は薄い。ちなみに、ある下着メーカーの調べによると、20代女性の平均ウエストは64.7センチだったりする。
筆者は、数字のごまかしがあまりにひどい時には、お店のスタッフと話したりするが、よく聞く言い訳は「入店した時のもの」というものだ。つまり、経年で体重が増加したというのだ。さらに、「女性にもプライバシーがあるので、身分がバレないためです」と言われたこともある。
こういった中、プロフィールに関して好感が持てるお店を見つけた。それは、新大久保を拠点とする『K』という派遣型ヘルスで、容姿・性格・性感帯・テクニック・性癖など、嘘や騙し一切ナシのプロフィールを掲載しているというのだ。これによって“確実に好みの女性に出会える”というのがウリだ。
まずは、ルックスから数名ピックアップし、プロフィールの詳細をチェックして選ぶことにした。
思えば、“プロフィールを読む”という行為に、ここまで真剣になったことはなかった。風俗ライターとしてはあまりにも日常的な行為で、感覚的には“雰囲気程度”としてしか捉えていなかったからだ。
当たり前ながら、このお店にもさまざまな女のコがいた。たとえば、K嬢はナースで、生まれながら献身的な性格なんだという。日々の業務でストレスが溜まる一方、仕事のストレスが性的ストレスに変わってしまい、その解消のために入店したそうだ。喫煙、“お絵かき”は共になしで、大人のおもちゃを使っての責め応えもバツグンとのことだった。